第012話 魅せたくて

       鼻血メーター…いや、京都弁訛りのみこと初登場。

       りんは唯一、行人の望む女の子らしい恥じらいを持った女の子で、一時的に鼻血メーターを

       食い止めてくれたが結局は全裸を見てしまったことで鼻血芸(08回目)。

       今回は、行人デリカシーなし悪気なしも発揮し、男気があって女の子にもてるタイプだとりん

       に言ってしまうという事態も。それにしても、みことの女好きは一途な面もあって、あやねまち

       姉よりも別の意味でヤバイよーな…

       今日は、そのりんの手伝い。

       りんの祖母のりつさんが棟梁で、りんの母のりささん。りんの兄弟子としていた一に、とげ太

       下っ端には みこと と えて吉、つまりりんは猿以上イタチ以下なのだ。

       「細かい仕事内容はりんに聞いてくれ…」とりさは言うが、「いいトコ見してボウヤ(行人)をトリコ

       にしちまいな、なんなら途中抜け出していいからそのへんの草むらで押し倒して(以下略」など

       と行人に聞こえるように言っている。で、仕事を始めると…

       「よっく見てんだぞ」とりんの金槌を振り上げた瞬間があんまりにも無防備で、胸とその谷間が

       もはや見えそうな衣装だったので思わず鼻血芸(09回目)。

       で、いつものりんのどじっぷりを見るたびに助けようとする行人の前に、みことが木槌や手裏剣

       を落としたふりして妨害するパターンだったせいか、殺気を感じるようになったが…。

       「みことか!?」と殺気で見上げた瞬間、梯子を上りかけているすずのスカートの中がモロ見えに

       なってしまって思わず鼻血芸(10回目)。

       で、何とか終わったとこで食事にありつくことになったが、酒で出来上がったりさに「ロクなもんは

       ねぇが遠慮しないで食ってくれ」と言われてはいた。しかし行人はりんが作ったのに気が付き

       「すっごくおいしいよ」と褒めた為、りん行人はいい雰囲気に…

       と思った矢先、ノコギリが飛んできて雰囲気を割り裂いた。みことを追い詰めるりんだったが、

       「何でか分かんないんだけど、急になんとなく投げたくなっちゃった(ゴゴゴゴゴゴゴ」とすず

       この話は、暗黒すずの誕生話でもあった…。

 

       鼻血回数  03回

       01巻目累計 11回

       02巻目累計 10回

 

 

おまけ

       鼻血芸が多くて血が足りないのかなと悩む行人

       しかし行人は肉はキライ。

       そこで、すずおことに頼んで特効薬を出してもらうのだが…

       それはマムシの三太夫に出してもらった生き血で、さらに鼻血芸(11回目)を出すという

       逆効果であった…言っておくが、毒蝮三太夫ではないぞ

 

 

 

鼻血芸  01巻記録 11回

      02巻記録 11回

         通算 22回