こんにちは～
12月も早６日
月日が経つのは早いものです
12月の大掃除もそうろそろ始めないといけない
でも
あんまり早く始めたら
年末までに汚れちゃうし
そんなふうに思っていたら
お掃除をいつもお願いしているAさんから電話があった
私は18日にお願いしている
お掃除の予定の変更かと思った
Aさんは
18日に見てくれる予定だったパネルの線について
気になるから見に行ってもいいですか
私は了承し13時の約束をした
ちょっとAさんの紹介をします
Aさんは
お掃除がめちゃくちゃ上手
丁寧で
人柄も良い
とにかく
魔法のようにきれいになるし
後片付けも
何もかも
完璧
そんな彼が
10月くらいに独立した
独立するときに
ちょっと会社と諍いがあったそうだ
その諍いを少々紹介しますね
Aさんが会社に辞職願を出した時から
トラブルが始まった
とにかく
お掃除テクが最上級な彼のお客は
会社の90％を占めると言っても過言ではない
よって
彼が辞めるとお客が離れる
お客さんを持っていかれると焦った会社が
辞めさせないように
様々な画策をしたらしい
Aさんを指名するお客さんに
スケジュールがいっぱいだからと
他の人を紹介する
そして
こんなに仕事がないのに
独立してどうするのよ
Aさんは会社からこう言われたそうだ
うちにいたら仕事を回してあげるよ
君のお客さんはうちの会社だから頼むんだよ
君一人ではお仕事頼む人はいないよ
こうも言われたそうだ
こうして
1か月間
Aさんには全く仕事を与えなかったらしい
しかし
Aさんご指名のお客さんたちは
Aさんの携帯の番号を知っている
スケジュールがいっぱいでも
Aさんから電話がなければ
自分の方から電話をする
私のように
そんな私のようなお客さんがたくさんいて
Aさんは
何とかお仕事を得た
Aさんは怒った
いろんなトラブルがあったらしい
それでも
お客さんの応援があって
Aさんは会社を辞めた
10月に会社を辞めた挨拶の電話をもらった
12月に大掃除の換気扇のお願いをするね
私はこういって彼を応援した
しかし
時期が悪かったのか
辞めた後
いっさいのお仕事はなかったらしい
時は10月
一般の主婦のお客さんは
この時期に大掃除はしない
でも
Aさんはいろいろ心配したやっぱり会社があるからお仕事を得ていたのだと
Aさんはしょんぼりしたそうだ
だんだん落ち込んでいったらしい
Aさんは
ついてきてくれた
スタッフのお給料も払わなければならない
どうしようか
自分だけ他で就職することもできない
ものすごく焦ったそうだ
Aさんは
初め
会社の妨害のせいだ
と思った
そうこうしているうちに
会社の力で仕事を得ていたのだろうか
お客さんは口だけだったのだろうか
うぬぼれていたのだろうか
いろいろ思ったそうだ
会社がやった妨害は1つだけ
A案が辞めた後直ぐに
「重要」「必ず開封してください」
と
赤いスタンプを押してた封筒を
Aさんのお客さん全員に投函した
内容は次のようなもの
Aさんは会社を急に退職することになりました
Aさんから営業の電話があっても
会社とは関係ないから
ご注意ください
Aさんに仕事をお願いしても
弊社は一切の責任を負いません
この文言の下に
お掃除の割引券がついていた
私の所にも来た
赤文字がすごかったので
何ごとかと思って開封した
私はAさんが会社を辞めることを知っていたし
お客を取られると
辞めさせないようトラブったことも知っていた
驚いたけど
私は
お手紙を
そのまま
ごみ箱に捨てた
お客を取られないよう必死なんだ。。。
そう思った
それ以上に
ここまでやる
というのが素直な感想
でも
Aさんには別段知らせなかった
ところが
他のお客さんはそうではなかった
ほとんどの方が
Aさんに知らせた
皆さん
何があったのかとご心配だったらっしい
連絡がないのは
私くらいだったとか
私はAさんから電話があって
そのことを知った
Aさんは
かなりしょんぼりしていた
私はたくさん励ました
独立するときは
腕の良い人ほど妨害があるものよ
でも
・・・
Aさんは
文句を言うと怒っていた
私は
文句を言っても
「辞めたことをお知らせしただけ」
「弊社とは関係ない」
と言っているだけだからね
（悪意はあると思うけど）
文句言ってもね～
悪意があるかどうかは水掛け論よ
無視が一番
私なんかごみ箱に捨てたわよ
お掃除もお願いしてるでしょ
そう言った
それでもAさんは
他のお客さんは何て言ってるの
がんばれって。。。
なんか嫌なこと言われたの
またお掃除頼むから。。。って
みんな応援してくれた
だったらそれで良くない
会社のお手紙で被害はないじゃない
わざわざ文句言ってトラブル蒸し返すの
Aさんは
私の言葉を信じて我慢した
お客さんの言葉も信じていた
でも
誰からもお掃除の依頼がない
私からもない
時は10月
主婦の大掃除はまだ先の話
Aさんは焦った
すごく焦った
それが
11月になって
いきなり
奇跡が起きたそうだ
お客さんのご主人が
新築の家の美装の仕事をしているとのこと
大きな仕事が入ってスタッフが足らないと
大きなホテルの美装の仕事が入ったらしい
美装のお掃除は
ハウスクリーニングとは違うらしい
Aさんはできるけど
Aさんのスタッフは未経験
Aさんはスタッフに丁寧に指導して
みんなで一緒に頑張った
お掃除がきれいだったと
大好評で
次も次もと
予定が入って
2年間は安泰になったらしい
11月の半ばくらいから
年末の大掃除のお掃除の依頼が次々入った
私も11月20日頃電話した
Aさんは救われた気がしたらしい
9月に会社を辞めて
10月～11月半ばまでの1カ月半
彼は焦り苦悩した
11月半ばに
いきなり奇跡が起きて
当然ながら
スタッフ一同大喜びだったらしい
私も
その話を聞いて
嬉しくて
拍手をした
👏👏👏
でも
Aさんは
10月の苦悩が忘れられず
急激な変化に
夢心地
ふわふわして現実ではない気がするそうだ
気合い入れなくちゃ
今が勝負よ
私は言った
そして
大掃除のときにまたお願いするわね
そういった私を
どうして信じていないの
文句も言った
深く考え過ぎよ
お掃除なんだから11月後半から新規のお話が来ただけ
なんで急にって
今が大掃除の時期だからよ
他に理由がいるの
他のお客さんも
大掃除の時期だから
約束通りお掃除の依頼をしてきてるのです
10月はまだお掃除の依頼をするには早いのです
その間
彼は
お客さんがつくのか
お掃除の依頼が本当にあるのか
会社はやっていけるのか
自分なんかどうせ。。。
自分が独立なんて。。。
ついてきたスタッフにどう謝罪したら。。。
1か月の間彼は悩みに悩んだのです
私は言った
経験則って知ってる
過去の経験から様々な予測をすることなんだけど
未来の予測は
予期せぬ出来事も起こるんだから
誰かと出会って
運気上昇することもあるが
運を下げてしまうこともある
過去の経験則だけで用心して石橋渡ってたら
幸運の女神の前髪をつかめないよ
色々考えすぎてると
身動きできなくなるよ
チャンスは
誰か知らない人が
想像できない所から
いきなり持ってきてくれるもの
お掃除は
誰かの紹介が一番多いんだから
思わぬ時に
思わぬところから突然やってくるのよ
Aさんは
11月にやってきた幸運を
まだ夢心地
12月の今
お客様の期待に応えるために
真面目にやるしかない
他のことは自分にできないから
お客様が喜ぶ顔を想像して
真面目にやるだけ
そう言った
お掃除は
こういう人にやってもらいたい
私は
心からそう思った
素敵な12月が来てよかったね
こんなふうに
話を聞くだけで
キッチン周りをきれいにしてもらえた私
旦那様より若いAさんに
好き勝手言ってるだけなのに
ありがたい話だと思った
忙しいAさんに感謝感謝の1日でした
18日に
換気扇の中もピッカピッカになる予定
shihokoさんと話してると
気づくことがたくさんあって
決意ができる
彼はそう言った
私は嬉しかったけど
ちょっと照れて
大きな仕事のお掃除で忙しくなったら
私のお掃除なんて
スケジュールに入らないんじゃないの
そう言った
Aさんは
どんなに忙しくても
shihokoさんのおうちだけは
僕がします
そう決めています
嬉しいことを言ってくれる
Aさん
独立おめでとう
お仕事の目途が2年分もついて
本当によかったね
今日はこの辺で～