昨日書いたプライベイトの問題というのは
建築トラブル
平成29年2月に
この家に引っ越してきた
平成30年7月に発覚した事件
6年前の大阪地震の時に生じて
翌月に発覚した
人生初の大事件
その日から
裁判するに至り
平成30年9月から6年近く裁判が続き
昨日判決が出たのだ
ちなみに地方裁判所の民事賠償請求事件の1審だ
判決はと言うと必要な賠償額は獲得した
だからすごくスッキリした
長かったし
すごかったし
・・・
人間不信になりそうにもなった
でも
6年かけたから得られた
ものすごい人脈
被告さんたちがひた隠しにした真実も判明した
旦那様との強固な絆も築けた
ご近所との信頼関係も
たった6年では得られない
人間関係ができたようだ
ありがたいことだ
周囲は味方だと自信を持って言える
それでもブログでは
言うのも恥ずかしい事件だと思った
そもそも
整骨院の事故もあって
どれだけ不運なんだと
自分でも悲しくて
恥ずかしかった
でも
これでは正直な気持ちを綴れない
裁判の判決は嬉しくて
努力が報われた気がして
感動したので
そういう気持ちを書きたくて
ここで記録しておこうと思った
知らない土地で
迂闊にも
無防備だった
おバカな夫婦の話です
お勉強になったけど
きつかった
どれだけ騙されたら気がつくのかと
呆れるかもしれないお話です
お人好しすぎて
何度も許し騙され
はめられたお話なので
あまり為になるお話ではないかもしれない
だから
お暇な人だけ
お付き合い下さいませ
R設計士に出会った経緯
旦那様と私は
青森と福岡なので広い土地で広々した家を望んでいた
でも
大阪市内は土地が高すぎるので
奈良まで足を伸ばした
初めは
大阪への通勤を考えて生駒を探していたが
R設計事務所と出会った
オーガニックハウスの認定設計士
フランク・ロイド・ライト設計の家
だから
我が家のデザインは最高だ
でも
とんでもない設計士だった
家は最高だったけど
擁壁が手抜き工事の違法ブロックのまま
建築確認申請を擁壁無しの土地だと偽って
一級建築士の裁量という
建築確認申請の検査項目省略の権利を最大限に悪用しての
完了検査追加説明書虚偽をやってのけた
それは巧妙ですごい詐欺事件のような建築トラブル
通常の家の瑕疵による建築トラブルではない
擁壁の瑕疵
とにかく詐欺事件だと私は思っている
裁判になったトラブルの始り
事の始りは
6年前の大阪地震のとき
大阪市高槻の女児が危険ブロックの犠牲になった事故が
世間を騒がせていたときだった
我が家は南は高低差がないけど
北側は1mの高低差がある
南・西・北の三方向の角地
北側11mは
車道のガードレールのある狭い通学路に面している
下側勝手口に立つと小学生の頭の上を歩いてる感じ
北側は1m程の盛土
側溝の上に5~6段のブロック積みで
盛土を支えている
こんな感じだった
本当は擁壁の契約だったのだけど
見積もり間違いで
※三者痛み分けをしたので
外構費用節約のために施主も協力して欲しい
※三者痛み分けでしょ
後からでも簡単に擁壁に工事できるから
こんなふうに言われて
承諾した
(※三者痛み分けは後で解説します)
でも
ブロックの造成なんて初めて見たし
奈良では当たり前だと言われ
擁壁は贅沢な人がするものだ
とか言われた
そんなわけ無いだろ
と思ったが
三者痛み分けを出されたので
少しお金を貯めたら
後から気楽な感じで簡単に擁壁工事に直せる
こうも言われた
今考えたら
それなら
自分でさせたら良かったとも後悔している
多くの人に
「三者痛み分けなんて
そんなことしてあげるから
舐められたのだ」
そう言われた
こんなことになるなんて
夢にも思わなかった
こんな感じで当時は
渋渋承諾した
それでも旦那様は安全を担保する条件として
外構工事の完成後に
建築確認申請の完了検査をして
ブロックでも側溝の上でも安全だと
県のお墨付きを得て欲しいと施主として要望した
R設計士は約束した
そして約束は守られた
(当時はそう信じていた)
だから
この状態でも建築基準法上安全で
外構工事を含め
建築確認申請に合格している
そう信じていた
だって完了検査の合格証は2月10日
外構工事完成後の検査だったから
ところが
引き渡し後1年経って
5年前の大阪地震で
ブロックにヒビが入った
そこで
付き合いのあるY工務店に相談して見てもらったら
我が家の盛土を支えるブロックは
違法建造物で
建築確認申請で合格できないはずだから
問い合わせた方が良いと言われた
このY工務店は我が家を建てた工務店ではない
新築なのにどうしてかというと
引き渡し直前から
設計事務所と工務店とはお金の面で揉めていたからだ
引き渡し前から騙されていた
住宅ローンからの外構外し
実は
身に覚えのない追加請求を200万近く請求してきて
住宅ローンの完工金で支うこと
外構工事の費用は自己資金から支払うこと
そんな架空の資金繰り表と
請求書を送って来られた
※三者痛み分けの後
見積もり間違いの一切の追加請求は認めない
こういう約束をしていた
追加工事は無かった
それどころか
外構工事の不足金があるくらいだ
それを
R設計士は無視して一切の話し合いにも応じなかった
そこで
ほぼ諦めていた感じだった
それにも拘わらず
この書留速達が
年賀状に混ざっていたのには
悲鳴を上げたほどだ
というわけで
弁護士に相談して
弁護士を立てて
銀行での住宅ローンの支払手続きの
設計事務所の代行権を廃止し
手続きの主導権を旦那様に移し
勝手な支払をされないようにした
当時はまだ
これが巧妙な外構外しの罠である事は知らなかった
三者痛み分けをしたのに
この工務店Aは見積もりを間違う事が多い
設計士Rとのコミュニケーションがまずいのか
R設計士に伝えていても
その通りにしていなくて
聞いてない
倒産してしまう
と騒ぎ出して施主に泣きつく
直接契約だから相手にしてしまう
R設計士は知らんぷり
ついに
お正月の追加請求の速達書留の話に出てきた
三者痛み分け
とか言う
ミラクルな解決法を私が提案してしまった
見積もり間違ったのは仕方ない
倒産してしまったら
せっかくのマイホームにケチがつく
三輪神社の本宮の宮司さんに地鎮祭をしてもらったのだから
(お人好しすぎた)
私たちの貯金を切り崩して
家具や家電の費用を回して
200万円ほど負担した
工務店Aが施設の利益減少
R設計士が造成を忘れた外構費用不足分の負担
施主が内装費用節約
カーテンや証明のネット購入で100万近く節約し
自己資金で不足分を賄った
これが三者痛み分け
みんなで家を協力して建てる方法だ
この話し合い以後
一切の追加請求をしない約束を締結
形だけが好きな
R設計士
建坪や金額が変わった事を
銀行に知らせるために
請負契約書を作り直した
形だけ
再契約という形で
気持ちを引き締めた
はずだった
当時は
R設計士も
A工務店も
初めから悪意があるわけではなかったと思う
でもR設計士の致命的な設計ミスと
それに気がつかなかった迂闊なA工務店
三社痛み分けの後
正直に告白したら訴えられる
許してくれる余地はないと思ったのだろうか
ものすごい策略に出てきたのだ
でも旦那様と私は
三者痛み分けで
固い絆ができたと思っていた
だから
何かあったら正直に話して下さいね
みんなで協力していきましょう
これから一生のお付き合いになるのだから
そう話していたのに
でも
そもそもこの三者痛み分けが間違いだった
裁判に至って
みんなからそう言われている
そもそも
お正月の督促で
三者痛み分け契約は無視され
R設計士に至っては
役を区を無視して1円も負担していない
追加請求を退けるためにした対策で罠に落ちた
さらに
工務店に外構費用を支払うと
架空の追加請求に取られて
外構費用を使い込まれてしまうので
外構費用は旦那様が直接業者へ支払い
残金を工務店へ支払うようにした
弁護士さんの交渉で
架空の請求は退けることができた
(このときはまだ罠に落ちたことに気付いていない)
それどころか
どうして
こんな事をしてくるのか
三者痛み分けで絆ができたのではないのかと
悲しい思いをしていた
地鎮祭を一緒にした
一生お付き合いを約束したはずの
三者痛み分けまでした
施工業者たちだった
裏切り行為だ
でも何か事情があるのかとも思っていた
そう思いながらも
お付き合いを絶っていた
トラブル開始
施行側の被告たちの隠していたことの
端っこに気付く
建築確認申請の完了検査の合格証のことで
盛土を支えるブロック塀について
合格証が出た経緯を聞きに行った
行政に調べてもらったらでは
法面で外構無しの図面で
しかも高低差の高さが実際と異なることが判明
さらに
完了検査が1月12日に行なわれていて
「完了検査検査済証が発行できない旨通知書」が発行され
この書面は施主宛で設計事務所に送付
そのご
施主と和解したので
2月10日に
法面のまま外構工事の前の状態で是正写真が提出されて
合格証発行
「完了検査検査済証が発行できない旨通知書」
が発行されると
完了検査の検査内容が1年間保留されるそうです
ようは
施主に内緒で
外構前に完了検査して
「完了検査検査済証が発行できない旨通知書」発行で
完了検査を1年保留にして
施主にはその通知書を見せずに
外構後の検査だと称して
追加説明書の表紙だけ見せて
追加説明書の表紙を
完了検査の手続き書類だと噓ついて署名させて
検査機関にも現状だと噓ついて
外構工事前の写真で是正証明して
合格証だけもらった
こういうことらしい
詐欺ですね
詐欺の被害者としてお気の毒ですが
所有者として自首してきたからには
施主側として是正してもらわないと
建築確認申請も施主の生得て提出されているものですから
書類上は
施主の偽造事件となります
まあ施主本人がすることはないので
施主も被害者ですけど
それでも
通学路に面してるから
子供の命に関わる危険建造物を
行政として
見逃せません
子供の命
高槻の女児みたいになったら
人殺しですよ
確かに所有者
もしも事故が起きたら
人殺しだ
生きていられない
そう思った
ここから旦那様と私の災難が始まった
まだまだ続きます
相当長くなるので
4回に分けて書こうと思います
三者痛み分けは引き渡し前の着工後平成28年9月の話です
引き渡しが平成29年2月です
(2回目に続く)
それは
判決の賠償金をいつ払ってくれるのか
&
判決の詳しい内容
謄本が郵便で弁護士事務所に届くのは
まだ先らしいから
今日はこの辺で~