名古屋の観光名所といえば?
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名古屋の思い出は結婚式で行った明治村
名古屋といえば、大学時代の友人の結婚式を思い出します。
大学を卒業して半年後、就職して東京に残る人もいれば、地元に帰省して就職したり、それぞれバラバラになっていた友人達が2年ぶりに会ったのが名古屋。
前日から集合して、みんなで明治村や名古屋城に行きました。
名古屋駅からホテルで荷物を置いて、明治村までバス移動だったように思います。
昔過ぎてほんというとあまり覚えていない。
でも、久しぶりに会った友達と大はしゃぎして、くじ引きで当たってしまって、私は結婚式で受付をしました。
そして、披露宴で友人達と管楽器のカルテットを披露したので、当日午前中のリハーサルや披露宴の本番での緊張の方が記憶に残っています。
そう言えば、受付で私を見た新郎さんのお友達から交際を申し込まれてビックリした事もあります。
当時の私は、1度目の結婚の旦那様と結納を済ませ数ヶ月後に結婚を控えていたので、丁重にお断りしたのですが、「一目惚れ」だと聞いて、ちょっと嬉しかったですね。
23歳の私は、今とは初々しく違って可愛らしかった。。。
結婚式の後、新婦(友人)にちょっと話して、みんなでホテルでランチして、名古屋駅に向かった。
名古屋に行ったのは、その時だけ。
名古屋の友達の話
その後、名古屋で結婚した友人はご主人の転勤で東京に引っ越し、人気の二子玉にマンション買って、今も東京に住んでいます。
坂を登ると田園調布なんだとか。
「微妙に田園調布ではないのよね。」と言っていた。
その後、その友達とはなんとなく疎遠になった。
そして次に連絡があったのは、その子の子供が大学入試の頃。
名古屋の友達の息子さんの進路の話
一橋と慶應の狭間で悩む贅沢な話
息子さんは、東大工学部を受験して不合格で、慶應に工学部に合格したらしい。
子供のいない私は、現代の受験事情がわからずに「おめでとう」と自分のことのように喜んだ。
でも、友達の電話は、合格の嬉しい話ではなかった。
友達は息子を一橋大学に行かせたい。
彼女のご主人が大和証券にお勤めだったので、将来証券マンにしたかった。
証券マンにさせたくて、塾の保護者会にも熱心に出席して、就職率とかも勉強したらしい。
当時の一橋は、交換留学制度が導入されて、海外留学しても、普通に一橋の単位が取れて、休学しなくてすむらしかった。
だから、留学もできて卒業年度も遅れないから、就職にも有利だとか。
息子さんは宇宙工学の勉強がしたい?
そういった話を一生懸命話す友達に、私は
「東大も工学部だったし、慶應も工学部。一橋の経済とは学部が全く違うよね。」
話を聞くと友達の息子さんは、宇宙飛行士の毛利さんに憧れて、将来NASAで働きたいのだとか。
友達は、東大に不合格だったので、その道はもはや不可能だと決めつけていた。
だから、「無駄なことをしないで一橋に」ということらしい。
慶應大学の入学金支払の締め切りの前に一橋大学の入試があって、合格発表は慶應の入学金支払期限の後。
友人の息子さんは、一橋大学合格は絶対だとか。
学部が違うとかは置いといて、慶應か一橋か。。。
世のお受験ママたちが聞いたら、贅沢な悩みとしか言えないように思った。
友達曰く、だから子供のいない私に相談したらしい。
どうすべきか。。。
NASAへの就職はもはや不可能?でも。。。
私は、NASAだけが就職先ではないし、慶應卒で新卒のNASAへの就職は無理だとしても、その後社会人から中途入社の道もあるし、今はNASAでも、将来的に別の道へ夢を抱くかもしれない。
とにかく、NASAの宇宙工学に興味を持つような男の子は、多分経済にそんなに興味を持たないように思う。
だって、お父さんが証券マンなのにNASAだったのだから。
そういう話をして、好きなことをさせたら良いのでは
これが私の率直な意見だった。
すると、友達は怒った。
子供がいないからそんないい加減なことを言うのだと。
友達は息子をエリート証券マンにしたい
証券会社だったら、一橋卒は将来を約束されるのだとか。
留学までして、大学院まで行ったら、将来エリートコースでどこでも就職できると友達は言う。
夢だけで生活はできない。。。そんな話だった。
確かに夢だけでは生活はできない。
でも、慶應工学部だって就職はいいに決まってる。
証券会社のエリートは、若くして軽く年収1千万円を超えるらしい。
何処かの会社の技術者のお給料とは比べものにならないらしい。
友達のご主人の意見は?
私は「ご主人はなんて言ってるの」と聞いた。
ご主人は、初めは私と同じようなことを言ったけど、今は友達に賛同して、友達が好きなようにしたら良いと言っているらしい。
友達と私の生き方の違いが露わになった?
友達の相談は、もはや相談ではなく、自分の言分が正し事をわかって欲しいというものらしい。
私がそうだのですが、理系人間が経済の世界で生きるというのは困難だと思う。
理解はできても楽しくない。
好きな分野の仕事をするのと、そうでない分野で生きていくのとでは、楽しさが全く違う。
お給料の問題ではないと私は思う。
でも、人の考え方は様々だ。
生活にはお金がかかる。
何を重視するかだと思う。
私に子供がいたら、説得力はあったのだろうか
友達と話が噛み合わなくなった
どう思うかという相談だったのに、私の意見は「いい加減だ」と言われてしまったので、「子供がいないからね~」と逃げてしまった。
ご主人は、きっと私と同じだと思う。
今の彼女は、少し我が強すぎて何も言えない感じだった。
でも、私は「ご主人と息子さんと3人で、もう一回話し合った方が良いよ。働くのは息子さんなんだから。」とだけは言ってみた。
友達は不服そうだった。
結局、息子さんは一橋に合格したけど、息子さんの強い希望で慶應工学部に入学することになった。
その後入学式の写真が送られてきた。
友人の顔だけが不機嫌だった。
電話で、「どうして不機嫌なの?」と聞くと「だって、慶應なのよ。一橋合格してるのに」と言った。
彼女には、一生息子さんの気持ちはわからないかもしれない。
私はそう思った。
大学時代にあんなに仲良かったのに。
ずっと一緒にいて、以心伝心だったのに、今は幸せ観がまるで違う。
彼女が、違う人のように思えた。
その後、その友達とは再び疎遠になった。
同じ仲間だった友達に彼女のことを聞いたことがあったけど、その友達も今は彼女とは疎遠のようだった。
これが私の名古屋の友達の何とも悲しい思い出です。
今日はパートの日。
1日がんばりましょう