ここまで読んでくれたみなさん
ありがとうございます。
カレー②より続きます気づいた以上は
それを貫き通すか
きっぱり手放すか
使いこなすか
自分で決めるしかない
自分で決めていい
私は優しいだけのお母さんは
やめたかった
その優しさこそ愛でもあるけど
トゲでもあると思ったから
ある日、思い立って言ってみた。
ママ今日疲れてくったくた
ごはん作れない~
カレーなら作れる?
材料あるし作り方は(ルーの)箱に
書いてあるから
と、捨て台詞でコタツでゴロン。
このとき本当は内心ドッキドキw
...えー、肉、肉だけは...
なんかこわいわ。触れない
(肉だけ?だけ。と言ったな、今。
あとはやれるってこと?)
じゃあ肉だけ切る。
あとは...テキトーにやって
無言で鶏肉だけを1口大に切って丸投げ
うん...わかった
キッチンから娘の使う
ぎこちな~い包丁の音が聞こえる
めっちゃドキドキする💦
それを耳にしながら
私は...本気で寝落ちした
疲れてたのは本当だしねー
そしてはっと起きたときにはもう
カレーができてた。
めっちゃ美味しかった。
(娘はジャガイモが固い。リベンジする。と言ってた)
めっちゃ嬉しかった。
…めっちゃ、後悔した。
娘がカレーをつくった。
本当に、それだけの話。
それだけ。なんだけどね
フツーやれるでしょ、それくらい
みんなできるでしょ、それくらい
と思われるかもしれないけどね
私が書きたかったのは
皮が剥ける
材料が切れる
具材を煮込んで味付けできる
その一連ができたとか
そういうことじゃなくて
ビビりな娘が
お料理できたよ!!
ってことでもなくて
まぁ感動したけども
できないと思っていること
失敗するかもしれないと思っていること
失敗することがわかっていること
をしっかりやらせてきたかって
自分を振り返って
恥ずかしくなったんだよね
こんなことすら、
ずっとずっとこわくて(面倒になりそうで)
やらせてこなかった。
優しいフリして
かわいそう、かわいそう、と
全部、奪ってきた。
面倒。というひと言でごまかして。
正直学校に行っていたら
宿泊学習とか調理実習とかで
とっくに覚えることでしょ。
特に、カレーは。
だけど、うちの子は小3から
学校に行ってないからね
みんなが当たり前にする
体験の機会を失っている状態で。
だったらなおさら
家で、家族で
トライを
トライ&エラーを
達成感や無力感や
理不尽や不平等を
しっかり体験させてあげたいと
思ったんだよね。
これを読んでくれた人にも
考えてみてほしくて
こんな恥ずかしいことも書いたよ。
あなたは、
子どもたちができることも
子どもたちがやってみたいことも
やってあげてない?
奪ってない?
それって本当に助けが必要なこと?
耳障りのいい言葉で言い訳しながら
面倒や不安から逃げてない?
物分かりよくあきらめてない?
それって、だれとく?