こんにちは!寒い南半球から、Shihoです。
オーストラリア・ゴールドコーストでは朝晩とても冷え込み

お布団と仲良ししたくてたまらない季節です。
日本の皆さんは暑さにうまく対処されておられるでしょうか?

 

よく日本に住んでいる日本人の友人に言われるんですよ。

「海外に住むなんてすごいよね。」

 

 

「いやいや。日本で暮らしている方がよっぽどすごいよ。強くて憧れる。」

 

 

海外に住むのは誰でもできる。決断するかしないかだけ。

最近はどの国にも日本語を話すビザエージェンシーがあり、

手続きはすべてやってくれます。

 

大体の国に、日本人コミュニティーがあり、

困ったときは大体力を貸してくれます。

仕事もジャパレス(和食レストラン)とかで仕事に就けば、

最低限の英語で仕事ができます。

まったく英語喋れないのに生活してる人もびっくりするほど沢山います。

先進国の多くは、日本語の通訳がついた医療サービスもあります。

弁護士も会計士もいます。

 

海外で生活するのは意外と簡単

それにオーストラリアでは最低賃金が2000円近いので、

どんな仕事に就いても、お金は結構いとも簡単に稼げます。

 

私はたまたま英語だけをひたすら頑張ってきたので

言語の壁なくして生活を出来ていますが、

でも、すごい事なんて何もしてない。

逆にもうすごいことは、できないし、したくなくなっちゃったんです。

 

私が、すごいと思うのは、

日本で働くこと。日本で生活していくこと。

 

何がすごいって、社会的プレッシャー

女だから、結婚適齢期だから、誰かの娘だから、30代だから、

日本人だから、独身だから、子供がいないから。

常に何かの枠に入れられている息苦しい感じ。

 

数えきれないくらい、どこにいってもベタベタ貼ってある

マナーポスター。ルールだらけ。人に迷惑をかけちゃいけないから。

みんなが幸せにならないといけないから。

みんなの幸せは、あなたの幸せよりも大切だから。


小さな小さなアパートに、人に迷惑をかけないようにひっそり暮らし、

毎朝毎晩、家畜のように満員電車に詰め込められて、

パーソナルスペースなんて全然ない生活。

 

最低時給800円~1000円くらいでギリギリ稼いで、

クリエイティブ系なら、残業代も出ないような会社がうじゃうじゃあり、

それでも上司にモノも申せず、ストレスたまりすぎで逆に無感情。

ジリ貧でギリギリ生き延びる日々。

 

困ったときに助けてくれない政府。

他人に無関心な冷たい都会の人たち。

それなのに干渉してくる煩わしい人たち。

着ている洋服、持っているバッグ、手入れされた髪、適度な化粧。

見た目にもすごい気を遣って、はみ出さないように、噂にならないように、

常に気を付けて生きる。

 

頭良すぎると嫌われる。ハッキリ主張しすぎても嫌われる。

でもウジウジしてたらずるい人たちに使われる。

嫌われないように、目立ちすぎないように、丁寧に言葉を選ぶ。

 

そうやって、みんな文句も言わないで、粛々を毎日を生きている。

それぞれに、小さな幸せを日々見つけたりしながら。

 

仕事後のビール。あったかいお風呂。コンビニの菓子パン。

 

<なんとなく自分がちっぽけに思えて。 画像: Erik Eastman

 

だから、すごいんです。日本に住んでいる人たちは。

住み続けている人たちは、本当にすごいんです。

逃げずに、粛々と生きてる。

 

30歳の私は逃げてしまった。辛くて辛くて。

日々探そうと頑張る小さな幸せじゃ追いつけないくらいの

強大なストレスに押しつぶされて。

 

だから、日本に住んでるあなた。誇りに思ってください。

精神的難易度の高い国で、押しつぶされずに生きてる。

逃げないで生きてる。毎日頑張ってる。すごい。

 

本当、日本で暮らす日本人ってすごいんだ。

 


 

 

本日も大切な時間を使って読んでくださってありがとうございました。

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それではまた次の記事でお会いしましょう。
今日一日あなたが少しでも笑顔でいられたなら、私は幸せです。明日も笑顔で!