こんばんは
クリアリングと言いつつも
まだ少し心のどこかがモヤっている写真家です。
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そうそう、昨日はとても気持ちの良いことがありました
兼ねてからお誘いいただいておりました
お扇子作り。❤️
自分で絵を描く、もしくは
すでにある下絵に色を塗る
できるのはそこまでで、あとは出来上がりを待つだけという
非常に簡単なものです。
こちらは江戸時代から続く京都のお扇子老舗
「大西常商店」様
そちらの女将さんは多分娘さんなのでしょうか
とてもお美しくさっぱりとした素敵な方。✨
お店の佇まいも日本の美の感覚、生活と自然とが一体化した
情緒のある佇まい とても心地よい空間
時間を贅沢に使えるような意識になります
そして床の間には大切に飾られた掛け軸が。。。
それは!!!「伊藤小坡」さんの美人画でした。
本物をそのまま飾られていらっしゃる(当たり前なのですがちょっとドキッとしました)
「そのまま」というその風情から、まるでその時の、もしくは近しい過去の
時間に少し戻れるような感覚をもらいました
お誘いいただいたのはいつもお仕事を一緒にさせていただいてる
結髪師の梅子さん
二人で、向かい合って静かに筆を走らせながら
何かおしゃべりを。。。
次の撮影作品アイデアを語るなんちゃって
実は二人とも、このようなシチュエーションでは
対象物を黙々とこなす方だったようです。
この作業は60分ほど続くのですが
最後までシーーーーーーンと。。。
そして時間をたっぷり感じる
時折、互いの作品に目をやり「一言交わす」
「梅子さんいいですね」
「シホさんのほうこそ」
「。。。。。」
繊細な色使いをされた梅子さんの作品と
ベタっと出来上がった私の作品が対照的で
いとをかし
私のは「めくじら」
昔、浅草近くの手ぬぐい屋さんに置いてあった
「めくじら」という手ぬぐいが忘れられず
今回は同じデザインを(とても適当ですが^^;)お扇子に嗜めてみました
なんともゆったりとしたお時間でした。
お扇子の出来上がりが楽しみです ふふふ