【谷家の自己紹介

星コウ:心優しい自閉症の支援級中2

(知的障害あり)

星シュウ:負けず嫌いの通常級小2

(軽度発達遅延)

星私:毎日ぐったりの営業職ワーママ(40)

星夫:かつて問題だらけだった世帯主(51)

 

不定期ですが日常を更新しています。

読んでいただけたら嬉しいです照れ

 

 

 

今年の5月頃のお話です。

 

 

 

 


の続きです。

 

 

 

GW明けの仕事が休みの日に、

 

私は小学校の時のママ友達と3人で

 

ランチに行きました。

 

 

1人は近所に住んでる真美ちゃん

 

 

真美ちゃんの娘さんはダウンで、

 

コウの1個下、

 

つまりヒロくんと同学年でした。

 

 

真美ちゃんの娘さんだけが

 

支援学校へ進学し、

 

他の子達が皆中学の支援級へ来た形です。

 

 

もう1人は舞ちゃんという、

 

まだ小学校の支援級に在籍している

 

男の子のお母さん。

 

 

その男の子がとてもコウを慕ってくれて、

 

子供達は特性はバラバラですが

 

母親同士は妙にウマが合い、

 

この3人で月1ペースでランチをしています。

 

 

 

 

今回の件も、

 

まだ誤解だった時から2人には

 

LINEで話していました。

 

 

“おっぱいって!笑”

“コウ、思春期だなーニヤリ

 

 

 

 

なので、結末を2人には話しました。

 

 

絶句していました。

 

 

『それ…めちゃくちゃ悪質じゃん』

 

『ヒロくんそんな子だったんだ…

うちはダウンだからさ、あまり付き合い無いんだよねショボーン

 

 

ヒロくんもアカネちゃんも、

 

小学校の学区内から来ている子。

 

 

対して私達3人は、

 

いずれも学区外から来ている組でした。

 

 

要はそれだけ、

 

学区の支援級に通えない、つまり

 

障害の程度が重いという事。

 

 

支援級の同学年でも

 

子供同士の付き合いが無いのは、

 

不思議ではありません。

 

 

ですが私がアカネちゃんの話をすると、

 

2人の反応がガラッと変わりました。

 

 

『もう1人、中学のタイミングで通常級から支援級に来た子で、アカネちゃんって子がいてさ…その子もグルで…』

 

『アカネ…アカネ…あのメガネの子?驚き

 

『…あ、あの大人しそうな子?!驚き

 

 

2人とも、信じられないというような

 

反応でした。

 

 

『2人とも…知ってるの?』

 

『娘の通常級でのお世話係だった子だよキョロキョロ

遠足とかの時いつもあの子と同じ班だったんだけど…

 

 

真美ちゃんいわく、

 

喜んでお世話係をやってるようには

 

見えなくて、

 

たぶん周りから押し付けられて

 

やってるんだなという感じが

 

すごくしていたそうです。

 

 

『そうなんだ…。

で、舞ちゃんはなんで知ってるの?』

 

『息子を朝送っていくときによく見かけたんだけどさ…

なぜか毎日大荷物なんだよ』

 

 

他の子に押し付けられたのか、

 

ランドセルを何個も持っていた他、

 

絵の具や鍵盤ハーモニカなどの

 

あまり持ち帰らないものもなぜか

 

毎日持ち歩いてたそうです。

 

 

 

 

 

『ランドセルはきっと登校班内でのいじめなのかもしれないよね…。

でも絵の具とかは、もしかしたら見通しが立てられない子なのかもねキョロキョロ

 

 

 

ランドセルは、

 

校内の敷地に入ると本来の持ち主たちが

 

背負うそうなので、

 

先生に見つからないように

 

いじめてるんだろうね、

 

と舞ちゃんは言っていました。

 

 

舞ちゃんは見かけたことを何度か

 

先生に言ったものの、

 

結局変わらなかったそうです。

 

 

アカネちゃんがあんなに

 

影があるように見えた理由が、

 

少しだけ分かった気がしました。

 

 

 

…続きます。