【谷家の自己紹介

星コウ:心優しい自閉症の支援級6年生

(知的障害あり)

星シュウ:負けず嫌いの保育園年長児

(軽度発達遅延)

星私:毎日ぐったりの営業職ワーママ(38)

星夫:かつて問題だらけだった世帯主(50)

 

不定期ですが日常を更新しています。

読んでいただけたら嬉しいです照れ

 

の続きです。
 
 
 

卒業を控えてコウに起きた

 

態度の変化。

 

 

どういうことかというと…。

 

 

 

元々他者に興味がなく、

 

コミュニケーションが苦手だったコウ。

 

 

それが転校してからというもの、

 

だいぶ変わりました。

 

 

今まで支援級内にはいなかった

 

同級生

 

 

その同級生が転校してから

 

3人もいるようになりデレデレ

 

 

また、1個下の学年の支援級の子に

 

とても会話がスムーズな子がいるんですが、

 

その男の子がよく

 

『コウくん、コウくんおねがい

 

関わろうとしてくれるんです。

 

 

おかげでコウもだいぶ積極的になり、

 

放課後デイでも

 

『今日は●●くんと〇〇くんが一緒だね!』

 

と確認するようになりました。

 

 

社交性というのは、

 

生きていくうえでとても大事ですからね。

 

 

いやもう、転校して本当によかった…

 

 

 

 

と思っていたのですが。

 

 

ある日の夜、丸山先生から電話が。

 

 

 

 

 

 

 

『コウくんですが、人に興味が出てきたのはとても良いのですが…

 

 

 

 

お友達のモノマネをするようになりまして』

 

 

 

も、モノマネですか…?滝汗

 

 

『コウくん本人は、面白いと思ってやってるようです。

ですが、お友達が失敗したときや、うまくできないときのモノマネをするんです』

 

 

 

例えば、吃音のある子が

 

自己紹介をする場面。

 

 

友達がうるさくして

 

先生に叱られている場面。

 

 

会話がうまく出来なくて

 

1年生が泣いている場面。

 

 

これらをすべて、

 

面白がって、

 

笑いながらやるそうです。

 

 

それ、絶対ダメなやつ…無気力

 

 

 

しかも本人には悪気がない真顔

 

丸山先生曰く、

 

『吃音の子のマネが一番多いんですが…

コウくんは、その子がわざとやってる

と思ってるようです』

 

との事。

 

 

 

はぁ…チーン

 

 

 

思えばコウの子育てにおいて、

 

他の子とのトラブルで

 

被害者になることはあっても、

 

加害者になることは一切ありませんでした。

 

 

そこだけは本当に良い子に育ってくれた…

 

と思ってましたが、

 

実は他人に興味がなかっただけの事。

 

 

どうしたらいいもんか…悲しい

 

 

私がいくら言っても聞きません。

 

 

『はい、もうしませんニヤニヤ

 

と、返事はしてもニヤニヤヘラヘラムキー

 

 

私がいつも叱るから、

 

こういうのは普段叱らない夫のほうが…

 

と思い、夫に託すも。

 

 

『コウ、お前な、なんでモノマネがダメなのかっていうとな?いや、別にモノマネがダメなことじゃないんだよ。パパな、そうやって人のことをよく見るようになったのはすごいと思うよ?良い事だと思うよ?でもな、それをやられて嫌だなって思う人もいっぱいいるんだよ。いや、嫌だって思う人しかいないとパパは思うんだけ』

 

くどいゲロー

 

 

くどいんですよ、うちの夫は真顔

 

 

だからコウも途中で飽きる笑い泣き

 

 

 

そしてコウは、

 

最後の最後に卒業式の練習で

 

やらかしてくれるのです…。

 

 

 

続きます。