の続きです。
支援学校判定が出たコウの
進学先の見学は、
いよいよ大詰めになりました。
最後はB校(拠点校の支援学級)
です。
学区の支援学級は見学してないので、
中学校の支援学級の見学は、
これが初です。
授業の内容、生徒の表情、
飛び交う会話、支援級全体の雰囲気。
すべてが、やはり今までと違いました。
支援学校を見学した時の、
“これをわざわざ学校でやるのか…”
というような気持ちは
いっきにどこかへ飛んだものの、
今度は逆に
“こんな内容にコウはついていけるのか…?”
という、別な不安がどっと
こみ上げてきました![]()
数学(やってる内容は算数)の
授業を見せてもらいましたが、
3年生くらいの内容だったかと思います。
1年生レベルにいるコウには、
高すぎるように思えました。
でも、隣の夫を見ると…。
目が輝いている![]()
夫も、
コウが今どれくらいのレベルを
学校で勉強しているのかは、
多少は分かってるはず。
なのにこれを見てなぜそんなに
キラキラできるんだ…![]()
そして反対側の隣にいたコウを見ると…
やっぱり目が輝いている![]()
たぶん、
コウの中でも一応理想の中学生
というのがあって、
今まではそれに
当てはまらなかったのでしょうね。
きっとB校の中学生が一番、
コウの思う“中学生”に
近かったんだと思います。
そしてひと通り授業の見学を終え、
先生との質疑応答へ。
支援級の先生は、
50代くらいの明るくて優しそうな
男性の先生でした。
そして他の保護者が質問した内容によって、
いくつかの課題が見えてきました。
通学どうする?
学区外なので、
今は私が通勤時にコウを送っています。
コウの学校→シュウの保育園→会社
という感じ。
通勤途中なので、私は苦ではありません。
中学では当然自転車通学の子もいますが、
我が家は自転車でも厳しい距離です。
そもそもコウは自転車乗れないし…![]()
先生は、
『最初のうちは親御さんの送迎で大丈夫ですよ。
でも高校を見据えると、バスなどの公共交通機関で一人で登校できるといいですね』
と言っていました。
たぶんコウは、
教えればバスは乗れます。
ただ、ひとり言が多い![]()
周りの人を不快にしてしまうし、
本人もそういう目で見られてしまうのは
嫌なんじゃないかと思います。
精神的に落ち着くまでは、
一人でのバス移動は無理。
それがせめて最後の中3の段階ででも
出来るようになればいいんだけど…
と、またちらっと横を見ると。
『よし、一人でバスか![]()
大丈夫だよな、コウ。練習すればできるもんな
』
『うん
一人でバスって、かっこえぇー
』
大丈夫か、この二人![]()
続いて出た課題でも、
この親子はちょっとぶっ飛んでしまいます。
…続きます。
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