入院中、夫はまさに専業主夫。
朝コウを発達センターへ送り出すと
家の掃除や夕ごはんの買い物を
午前中に済ませ、
午後に私の病室に顔を出しました。
その後一旦抜けてコウを迎えに行き、
またコウを連れて病院に戻る…という毎日。
コウは私の入院中も安定していて、
夫に色々遊んでもらってるようで
安心しました。
たぶんこのときに夫が
コウへ仮面ライダーを教えたようです。
コウは見事にはまり、
また驚異の暗記力で平成ライダー全部学習。
今はテレビで福士蒼汰くんを見て
『あ、フォーゼだ!』
と言ったり、
私と科捜研の女を見て
『おー、オーズだよママ!』
(渡部秀くん)と、
歴代ライダー出演者を見つけることに
長けております
とにかく、
“入院中どうしよう…”とあんなに悩んだのが
嘘のように、順調に進みました。
でも、
いつまでもそういうわけにはいきません。
夫に永遠に専業主夫をしてもらうわけには
いかないんです
まぁでも戻ってきた夫は
やはり少しは反省したようで、
仕事探しを熱心にしていました。
そして退院後、
夫は私にある提案をしてきました。
『社員の仕事と同時に、短期のバイトも探していこうと思うんだ。
すぐに社員の仕事が見つからないときに、いつまでも無収入ってわけにいかないだろ?』
正直、今までの夫とは別人か?
と思いました
私が口うるさく言っても動かなかった夫が、
私に就活計画を話してくるなんて。
当然私は了承しました。
程なくして夫は、
短期のバイトの募集を見つけ応募しました。
それは全国展開の某家具屋。
新生活の繁忙期を控えたこの時期に
バックヤードで家具の組立や運搬をする
2ヶ月の期間限定のバイトでした。
時給1200円。
夫は張り切って面接に行きました。
当然人が足りなくて募集してるんだから、
いくら夫でも受かるだろうな。
…と思って待っていましたが、
なかなか面接が終わるくらいの時間になっても
帰ってきません。
いくらなんでも、
短期のバイトの面接に1時間もかからないだろ。
…本当に面接に行ったのか?
とすら思えてきて不安になった私。
しかしその後、
夫からやっと『終わった』
と電話が来ました。
夫の声は、何かとても深刻そうでした。