13歳のお誕生日の2週間前に再発が発覚しました。


移植を予定するにあたって親子原因唾液から検査しました。
 
棒の先にスポンジのついたものを口の中の表面をこすりつけて提出し、K医HLAセンターみたいな所に医師が送り、検査してもらうシステム。
家族5人分で37000円×5で18万ぐらいしました。運がよく、姉が一致して安心していました。この身内での移植をすると二人分はお金が返金されるとききましたが


先のことになりますが、まさかのお金が戻ることはありませんでした。病院によるのか未だにわからないです。


先生たちはさい帯血がいいとは言わず病院的にはさい帯血をおしますがと言われましたが同種骨髄移植の方がGVも少なく、生着不全にもなりにくいと資料で読んでいたので夫婦で話して、同種移植に決めました。


なにかの移植の資料をみると、どちらの移植件数も同じくらいのようで次いでHLA半分合致のハプロ移植も多くなってきているようでした。


前回の入院の時より副作用は少ないようでしたが治療は七ヶ月ぶりになるのでダルい、目が痛い、吐き気、気持ち悪いと横になり
発熱で眠れない、血小板の前にやる薬をやってから寒気、ガタガタふるえ、湯タンポをもって来てもらい、暖房かけて、25分ぐらい続き、水をすごい飲んだ。

この時に抗がん剤を一週間やり終えたばかりなのにブラスト40にあがっていてすごく怖かったです。


次の日昼に行くとお腹がすいたと言い安心しました。
唐揚げ弁当食べたいと言い完食。
腹痛もあったけどシャワーに入れた。


連日唐揚げ弁当が続き焼き鳥、ギンダコ
カレーを食べたり体調は安定していましたがブラストは30


担当の優しいT先生は移動になり,
若いF先生かF先生を指導しながらのベテランのM先生になりました。
M先生はものをハッキリ言ってくれてダラダラとあまり話さない先生ですがとても信用性のある先生です。
M先生にブラストの事をきくと、まだ治療してから一週間しかたってないから2週間、3週間みないと効果がわからないとの事でした。

2週間後にまた髪がパラパラたくさんぬけ始め帽子をかぶりました。

せっかく伸びて、体力も復活し、普通の男の子になっていたのに
本人はゲームをしていたがきっと悲しくて
悲しくてしかたがなかったとおもいます。

しかし親の前では普通にしていました。



バレンタインにお掃除の人からかわいいチョコをいただきました。



掃除のおばさんはご自分もがんを患っていた経験があり三回手術をし克復され勤務されてて前回の入院した時から知っていた方でした。
去年も見ていてくださったみたいで
きっと移植するとよくなるよ、お姉さんからやるの?じゃあ大丈夫だよと言ってくれて


息子のいない廊下で涙が溢れてしまい、私の背中をさすってくれました。


医療の関係者ではないけど、世の中あたたかい人がいるんだなあと心がほッとしてはりつめたものが少しとれ救われました。