退院か近くなり外泊帰宅して一週間に二回は採血があるので病室に戻り午後に帰宅の日々が続き、いままでの治療の辛さがいっぺんに吹き飛ぶかのようにウキウキしていました。
食欲は全快で思春期の食欲は唐揚げ弁当も一気にたいらげるようになり、あともう少しで学校に行ける、制服を着れる、友達に会える、部活の期待を胸にうれしそうにしていました。
特に仲が良かった子が違う中学校に行ってしまいましたが近所の友達ともラインで連絡をとりあっていたし、学校に行くのが楽しみな様子でした。
ただ髪の毛のことが心配でした。
女の子ならもっと心配されるとおもうんですが。
女の子の親からきくと夏場だと暑くむれるのでウィッグを2つ作り、
乾かしておく場所を確保して何かにかけて保管していたのを聞きました。
息子はかつらは作りませんでした。
しかし、先生からもなにげなく言ってもらったことと、学校が一学年250ぐらいで7クラスまあまあ大きいかったため目立たず、
すんなりなじめ、帽子をかぶって行ってたのは2週間ほどで、夏過ぎで暑いし、かぶらずに通学していました。
意外にかぶらない方が野球少年ぽくて目立たないので。
送迎ですが車で送り迎えをしていたんですが車が故障し途中からバスで通学しました。(母も一緒に)
最初2ヵ月は2、3時間授業を受けて帰宅。
そのあとは1日授業、弁当食べ部活をして友達と歩いて帰れるようになり筋肉も復活し、
ただ入院生活が半年だったからかマラソンをした時に前より遅くなってまだ入院前のようには走れないと言っていました。その時は
ちゃんと先生に言うようにと。
先生たちが色々と配慮していただいて
同じクラスには小学校で一緒だったH君が
席を隣にしてくれて教科書が院内学級とちがう本だったり付属でついているテキストがまだ手元になく本屋さんに注文している間は見せてもらったりしてくれて助かりました
ただ勉強(特に、英語)は家庭教師か塾に通わないとと考えていました。
退院したばかりだし、まだ内申にはかからないし、そのうち落ち着いたらと考えていました。