で母が日本に帰りました
退院
した翌日から来てくれていたのでジャスト３０日間、ドバイにいてくれました。
私の実家は「褒めて育てる
」ではなくて「叱って育てる
」スパルタ方針
だったので幼い時から褒められた記憶がなく
常に「早くしなさぁい」とか「そんな事しない」とか「開けたら閉めなさい」とか
「めんどくさい」って言わないとか
大人になって実家に帰っても
何だかんだと「叱られる？？」「注意される？？」って感じでした
正直、母がドバイに来る前は
３０日間ずーーーーと、一緒にいたら絶対に喧嘩するだろうなぁ～と覚悟していました
（すごく仲良しで、日本に居る時は頻繁に一緒に買い物行ったりランチしたりするんですが）
さすがに２４時間ずっと一緒にたら
きっと、母も慣れない海外生活でストレスが溜まって
イライラ
するだろうし、私もきっと慣れない育児の疲れでイライラが爆発
したりしてなんて思っていたんですが
が、ビックリ
この１ヶ月間、一度も喧嘩をしませんでした
なんでだろう
って考えてみたらそうなんです
、母が私に一度も叱らなかったんです
どんなに私が「グズグス」したり「ダラダラ」したりしても
沐浴中にジュニアを落としそうになったり
いきなり大量のミルク吐きした時に「オロオロ
」している私を見ても暖か～く見守ってくれていました
３０日間、３食全部作ってくれて、夜中も寝かせつけを率先して代わってくれて
グズグズのジュニアをずーと抱っこして、根気よく寝かせつけてくれたり
ご飯中に泣き出しても
私に「先に食べなさい
」と言ってジュニアのオムツ換えをしてくれたり
ジュニアの黄疸が酷かった時も
一緒に病院に行ってくれて、黄疸が酷いなら
ドバイ滞在を延長しても良いとまで言ってくれてました。
深夜、空港まで送って行き、出国ラインの所で母は
最後に寝ているジュニアの顔を見た後に私に一言
「頑張りなさい
」って言いました私の母は今で言う「ツンデレ」なので
私に「頑張れ」なんて思っていても、言ってくれたことは一度もありませんでした
そしてパスポートコントロールの前で
振り返り大きく手を振り
出国のために並ぶ所でもう一度振り返り大きく手を振っていました
思わず涙が出てしまいました
恥ずかしながら３６歳になって、空港の中で１人でポロポロ泣いてました
１０代の頃には母「別に産んでくれなんて頼んでない」とか
「勝手に産んだんでしょ」とか言った事もあったなぁ・・・と今更反省
その時は母は「あんたもいつか子供を産んだら分かるわ」なんて言ってましたが
ホント、自分が子供を産んで初めて色々と分かりました
ぐずるし、寝ないし、挙句ギャンギャン泣くし・・・と手間ばっかりかかるし
ミルク足りてるのかなぁ・・・熱出たらどうしよう・・・下痢したらどうしよう・・・
心配事ばかりだし
育てるって大変ねぇ
ジュニアもきっと１０年も経ったら「うるせぇ
くそばば」とか言ってくるんだろうなぁ
まぁ、蛙の子は蛙ですから
まぁ男の子だからないとは思うけど
何十年後に６０歳過ぎた私は
ジュニアの為に海外までスーツケースいっーーーーぱいに日本食詰め込んで
笑顔で手助けにいけるだろうか
私もそんな母親になりたい、なれたら良いなぁ～って初めて思いました
私は昔から子供が得意じゃなくて、
結婚した当初でも「子供は要らない」って思っていたくらいなので
そんな私が・・・ う～ん調子いいが変わるもんだ
そして思う「日本に帰りたい」
これも初めて感じた「ホームシック」
今までドバイ以外でも海外生活の経験はあり
一回も「ホームシック」になった事がなかった私が
多分、ジュニアが産まれてから、病気になったらどうしよう
病院に連れていけるかなぁ
もし自分が病気になったらジュニアはどうしよう
っていつも
だからだと思うけど思わず今朝、相棒くんに「早く日本に帰りたいなぁ
」と言ってしまった相棒くん「え
」っ驚きの表情
まぁ、いきなり言われたらビックリするわぁなぁ
まだ来たばっかりだっつーの
それから子供が産まれてから初めて分かった（理解できた）事も色々ありました
今まで「なんで」「わからんわぁ～」「理解できんわぁ～」
と思っていた事（全否定していた事）も「まぁ、そう思うかもしれんなぁ・・・」とねぇ。
「子育てすると、子供に教わる事が多い」と言いますが
今のところ「教わる事」はないなぁ
でも、「気がついたこと」や「理解できること」はあったねぇ
これが成長するって事なんでしょうかぁ
