京都に住んでいた頃の話です。熊本でのライブのため、近畿道で大阪南港に向かっていました
その夜のフェリーに乗るつもりで、若い男性スタッフ、小春ちゃんが運転していました
その日の近畿道は、めちゃくちゃ混んでいました
と、突然、ガガガガが~ンと車が大きな音をたてて揺さぶられ、何事


と、小春ちゃんが右側の路側帯にタイヤをこすりつけて何とか停めました
見ると、運転席側のドアの外にタイヤが飛び出してドアが開かない状態
後続車が来るから
脱出しなくては
と、とんちゃんが、叫び、窓から3人が脱出
今まであれだけ車が走っていたのに、一台も後続車がない

誘導しなくちゃ
と、誘導灯を振り出したら、後から車が
危なかったなあ
JAFに来て貰い、レッカーで近くの駐車場へ。しかし、ゴールデン・ウィークで修理工場は、休み
知り合いに電話かけまくって、ワゴン車を京都から持って来て貰い、機材を積み替えたのが真夜中
もちろんフェリーには間に合わず、真夜中徹夜で九州まで走り、熊本には定時着
和尚さんが、矢吹さん、フェリーでよく寝られたとですか?
あの~実は
と話したらビックリされました
結局一睡もしないまま、ライブを終えました
それにしても、小春ちゃんがよくパニックにならなかったとね
聞くと、どうしたらこの危機を逃れるか、まるでエネルギー映画のようにスライドで見せられたというじゃありませんか
ビックリ
ちなみに、車は、車軸が折れていたそうで、後続車が来ていたら大惨事になるとこでした
守られてたね~と感謝感謝でした






























