中村久子さんは飛騨高山生まれで、子どもの頃、病気で両手両足を切断しました。母は心を鬼にして久子に、編み物、縫い物、書道などを命じ、両手のない久子は血の涙を流しながら10数年かかって、羽織や着物が縫えるまでになりました。汗そんな久子さんが口で縫った人形をヘレンケラーさんにあげました。ヘレンケラーさんは、久子を抱きしめて「私より偉大な人」と絶賛しました。音譜久子さんは両手両足のない体や、母を恨んで生きていましたが、ある時親鸞の歎異抄に出会い、四肢なき体こそ私を育ててはぐくんでくれたと気付きます。久子さんの生き方を高専の生徒さんにDVDで見せると生徒が感動して「久子さんを一生の師にしたい」とか「私は今まで何をして生きてきたのか考えさせられた」とかすごい感想文を寄せてくれたので「久子さんの生き方を皆に伝えたい」とCD[泥の中の蓮であれ]を作りました。ドキドキそんな久子さんの生き方は今の人たちに勇気を与えるので、「久子さんの映画を作りたい」と思っていました。特に毎月上京するたびに目にする人身事故の文字ショック!命を大切にして欲しいと思いますガーン五日市さんに協力をお願いすると、早速知合いの社長さんにお話して下さり、とんとん拍子に話が決まり、2月末に久子さんの娘さん、富子さんのインタビューを入れたり、ツキを呼ぶ魔法の言葉の五日市剛さんのインタビューを入れたり、久子さんの短編映画を挿入したDVDを作ろうと撮影を開始しました。公開は9月で、コンサートと久子さんの映画上映をする予定です。お楽しみにドキドキ