放射線治療が決定した頃

控え室でぼんやりしていたら
次男の同い年の女の子ママさんと会った

話していたら偶然にも私の妹と同じ職場だった方だった。

それから、勝手に親近感が沸いていて、みつけると必ず声をかけていた。

お仕事もされていたから、毎日は会えなかったけれど、それでも月のような優しさと空気感をもった彼女と話すとどこか、いつも癒されていた。回りと適度に距離を置いているようだし、多くは語らなかったけれど、彼女の言葉は印象に残ることが多かった。

思わず、放射線照射について、まだ迷いがあると話したとき、


やらなかったら、助かりません、て言われたら、やる選択しかないよね…

私もそうしてきたよ…


と、話してくれた。
娘ちゃんは移植を経験している。
詳しいことは、聞かないけれど、きっと乗り越えてきた人の言葉なんだ…と私の中で深く印象に残っている。


実は偶然にも、アメブロに彼女の記事らしきものを読んだ

違うかもしれない

でも、そうかもしれない


彼女たちは、また辛い戦いをしていた
全部読んだわけじゃないけど

わかる

がんばってる

がんばってなんて言えるわけないけど

祈ることしかできない