こども病院という環境柄、同じ病棟には同じような病気のこどもたちばかり。

同じ病室には同じくらいの年齢の子どもたち。

あっという間に仲良くなって、お互いの戦いを称え、支えあっている。

副作用に苦しんでいる子がいれば、だまって見守る。
けして声はかけない。
それは、自分が同じ苦しみを知っているから。

元気がいいときを見計らって、ゲームにさそう。

大人はそれを教えてないのに。
びっくりするくらいのタイミングで彼らはそれを自然にやる。

わかっているから。
知っているから。

お友達、なんていう関係ではない。
もはや、戦友。

戦場で、共に戦う戦友。