〜前回の続き〜
この日
夜は次男の誕生日祝いを
する事になっていた
19歳
不思議な方に会い
ガスが出きったせいか
旦那、気分が良いし
体がいつもより軽いから、と
帰りにケーキ屋さんと
家の近くのスーパーに寄る事に
ケーキ屋さんで
ホールケーキの代わりにと
ピースケーキを爆買いの私
旦那
「買いすぎじゃない?」
10個で旦那のストップがかかった
スーパーでは
肉爆買いの旦那に
「いや、もういいって」
私がストップをかけた
だって
お寿司も一桶頼んであるのに
2人してどんだけ~
スーパーで買い物を終え
車に戻ると
肩で息をして
私の目には
いつもと変わらず
とてもしんどそうに映った
旦那の手を握ったら
氷の様に冷たくて驚いた
私の手でサンドして温めながら
頑張ろうね
やったろーじゃないかっ
みたいな話をした
なにか吹っ切れた様な
旦那も私と同じ思いの様に見えた
夜は4人で楽しく
ご馳走を食べた
金曜日の仕事終わりに
帰ってきてくれた次男
寡黙で静かだけど
本当にこの子がいると
癒される
小さい頃から
我が家のアイドル
私
「やっぱり四人揃うと良いねー」
旦那
「今日は◯◯(次男)を
どうやってもてなそうかと
考えて、充実したなぁー」
私
「ねー
どうやって楽しませようかと
自分達も楽しかったよねぇ」
次男くん
すぐ側で
この会話を聞いているけど
反応無し
良いんです
それが次男です
居るだけで良いんです
翌日
帰る次男の車が遠ざかるのを
見送りながら
毎度お馴染みの気持ち
成長を感じ
嬉しくなると同時に
(あぁ…行ってしまった…)
と寂しくなる
この日は
いつもより寂しさが大きかった
いつも旦那と二人で見送ってきた次男の車
この日
始めて私1人で見送った
「◯◯(次男)、行っちゃったよ…」
と、私がうるうるして部屋に戻ると
旦那もうるっときて
二人で笑った