今日のモキチ猫



家に帰ってきて


旦那の部屋を覗いたら目

いつもの椅子に座って寝ていました大あくび


私が部屋に入ると

寝ぼけ眼で「おかえり~」

と言ってくれましたおねがい


旦那が

「さっき俺とお父さんと二人だけだったでしょ。だから色々腹割って話したよ」


私「え?どんな事を?」


旦那「nicoさんとお父さんの事」


 えっポーンあせる


お父さんと話した内容を教えてくれました…




僕が居なくなったら

もうお父さんの面倒見てくれる人は居ないよ


nicoさんは僕の奥さんだから

僕が死んだ後、お父さんの面倒見るために

居るわけじゃないから

そこは期待したらダメだよ


nicoさんは、

お母さんとは実の母娘の様に仲が良かったから

お母さんの為なら何だってすると思う


でも、お父さんの事はそうじゃない

nicoさん正直、恨んでるよ

お母さんへの態度を

今までしたきた事を


お父さん今まで自分が病気して

お母さんにあれだけ世話になりながら

逆の立場になったら

恩返しするどころか暴力振るうって

最低でしょ!!


そうゆう事を全部

nicoさんはお母さんから聞いてたんだよ


お母さんはお父さんの事

他の誰にも言ってないよ

俺にも言わなかったから

nicoさんにだけ話してたんだよ


お母さんに泣きながら話された

そうゆう事があるから

nicoさんはお父さんを許せないんだよ


nicoさんは

この人だと思った人には

自分の事なんかどうでも良くて

その人の為に動く人だけど

お父さんに対してはそれがないんだよ


このわだかまりは一生消えないよ


それでも俺は息子だから

生きてるうちは面倒みようと思ってたけど

悪いけど無理そうだから…



ここまでハッキリ言ってくれたことに

私は驚きました不安あせる


私「お義父さんは何て言ってた?」


旦那「そうだよなぁ~。そうだよなぁ~。

って今回はだいぶ身に染みてた感じはしたけど。

でも自分がそうなったのは病気のせいだって言い出したから、それは違うだろって…


いつか言わなきゃとは思ってたんだけど…

やっぱり僕にとっては父親だから…

でも、言えて良かったよ」


そう言ってくれた旦那に私は

申し訳なさと感謝で

「ありがとう…」としか言えませんでした悲しい



お義母さんはいつも私の味方でした


心がしんどい時

誰にも会いたくない時も

浮かぶのはお義母さんの顔でした


お義母さんは今施設に入っています


4年ほど前

アルツハイマーが少しずつ進行して

周りを惑わせる事は多くなっていたけど

子供の様になっていくお義母さんと

過ごす時間は私にとって楽しくもありました

一緒に散歩したり、買い物行ったり、

お風呂に行ったり、お喋りしたり


この頃はまだ同居ではなく

車で片道1時間半の距離を

週に何度か通いながら

今後のお世話の事を考えている状況でした


病は進行していくだろうけど…

お母さんと出来るだけ一緒に楽しく過ごそうと

旦那ともそんな事を話していましたが…


お父さんからスマホ

突然のお母さんが倒れたとの知らせ


脳梗塞でした


テレビを見ていたら

お母さんの様子が

突然おかしくなって

お父さんが救急車を呼んだと


「俺がきつく叱っちゃったからなぁ…」


お父さんがポロっと言いました


まさか………………ハッ


お義父さんがお義母さんに何かしたんじゃ…

それがきっかけで………


私も旦那も心の中で同じ事を思いました


病で子供の様になったお義母さんに

何をきつく叱る事があるんでしょうか!


お義母さんは今

左側半身不随

言葉も話せなくなって

歩くことも出来ません


施設の面会時間

たったの15分

その貴重な15分も

お義母さんそっちのけで

看護師さんに自分の病気自慢のお義父さん


何しにきたの?


私のお義父さんへの態度を見たら

お義母さんはきっと

「nicoちゃん、それは違うよ」

とたしなめることでしょう


ここにこんなことを書いてるいることを

知ったらやめろと言うでしょう


あんなお義父さんの事を

お義母さんはそれでも

とても大切にしていました


世間体ばかり気にして

良い人の皮を被った義理父が私は嫌いです


でも、この先

義理父が本当に困っていたら

もちろん助けます


距離を縮めることなく

遠くから見守ります