はじめて訪問してくれた方へ
私たちの紹介や病気の経過はプロフィールにまとめてあるのでご覧ください。
わからない方はこちらをクリック(タップ)してご覧ください。(飛んだページの下の方にあります)
↓
こんばんは、おはぎです。
またまた久しぶりの投稿となってしまいました。(汗)
新型コロナウイルスが猛威を振るい、世界中が大変な状況にありますね…。
皆さん不安な日々を過ごされているのではないでしょうか?
特にご高齢の方や、持病をお持ちの方は自分が新型コロナウイルスにかかってしまったら重症化し、死に至ってしまうのでは…、とその不安はとてつもないものだと思います。
そして芸能界では志村けんさんが新型コロナウイルスでお亡くなりになり、続いて岡江久美子さんも…。
報道されている内容によると岡江さんは昨年末に初期の乳癌で手術し、その後放射線治療をされていたようですね。
これを聞いて不安がさらに大きくなったガン患者さんは多いのではないでしょうか?
いろんな記事を見ていると、岡江さんのガン治療に関する情報は、ガン患者の不安をあおっているのでは?というものもありました。
抗がん剤治療をすると副作用として「骨髄抑制」というものがあります。
これは細菌などが体に侵入した際に攻撃してくれる白血球(好中球)が減ってしまうというものです。(厳密にいうと白血球だけではありませんが)
そのため免疫力が下がり、感染しやすくなってしまうのです。
しかし報道されている内容では岡江さんは手術と放射線治療をしたと言われているので、抗がん剤治療はしていないのではないか?
ということから、「ガン患者=新型コロナウイルスに感染すると死をもたらす」というイメージを安易にもたらしてしまうという問題があると言っている人がいました。
まぁ、確かに言おうとしていることはわかります。
しかし、高齢者や持病がある人は重症化しやすいとは言われているので、結局ガン患者の不安は軽くはなりませんよね…?
そして、病院に行くことにもリスクがある。
しかし治療は続けた方がいい。
でも感染したらどうしよう…。
ぐるぐる、ぐるぐる…。
ただ今は病気があろうとなかろうとできることは決まっています。
3密を避け、手洗い(やマスク)をしっかりする。
それのみです!
皆さんそれぞれ今の生活にストレスや大きな不安を抱えていると思います。
それでも一人一人ができることをして、今は終息を願うしかありませんね…。
と、えらそうなこと言いましたが実は…
私熱が出ました。
4月17日(金)夜中に何だか寒気がするなぁー、と思って朝起きて熱を測ってみると38.3℃
えっ、やばい…と思いました。
もちろん普段はほとんど家で過ごし、週に1回程度は食品の買い出しだけぐらいは行っていました。
私はガン患者ですし、抗がん剤治療もしていて免疫力も低下しているため、新型コロナウイルスになってしまったら重症化して、死んでしまう…、という覚悟はしていました。
どんなに気をつけていてもなってしまうときはなってしまう…、と。
熱が出たときは一瞬「やばいかも…」と思いましたが、冷静に考えてみると咳や鼻水、味覚の変化、のどの痛みのような風邪症状はありませんでした。
そこで熱が出たとき用に処方してもらっていた抗生物質(レボフロキサシン)を飲みました。
通院している病院にもきなこが電話をしてくれて確認もしました。
その結果、1日だけの発熱でそれ以降は熱は出ませんでした。(風邪症状もなし)
念のため寝室で隔離生活をして過ごしましたが(今は普通に生活しています)きなこ含め子供達や旦那さんも発熱など何も症状もなく今に至ります。
私が熱を出してしまったおかげで、きなこは(看護師)強制的に仕事に行けなくなってしまい、迷惑をかけてしまいました…。
そして私のことを含め、家事など全部してくれました。
先ほども説明しましたが、抗がん剤治療をしていると「骨髄抑制」という副作用があり、白血球(好中球)が低くなり感染しやすい状態になります。
そこで「発熱性好中球減少症」といって熱が出ることがあります。
これ、今のような新型コロナウイルスが蔓延している世の中にあっては区別するのが難しいかもしれませんね…。
熱が出たからといっても病院に行くにも問い合わせをしないと行けないし、○日熱が出続けたら病院に来てください、なんて言われたら不安で不安で仕方ないですよね…。
特に持病がある人はあっという間に重症化してしまうイメージがあります。
ましてやガン治療で通院している病院で診てもらえるとも限りませんし…。
さいわい今回私の場合は風邪症状のようなものがなかったため、「これは多分コロナではないな…」と思えたのですが、発熱性好中球減少症は風邪症状が出ることもあります。
こういう時の見極めって難しいと思うので、とにかくまずは通院している病院に電話で問い合わせすることがいいのではないかと思います。
ではここで前回の記事から現在までの病状・治療を簡単に報告しておこうと思います。
3月13日(金)に7回目のドキシル +カルボプラチン+アバスチンの治療をしました。
その6週後である4月24日(金)に8回目の治療の予定で病院に行きましたが…
採血の結果
血小板(基準値15万8000-34万8000)
6万9000 と低く治療はできませんでした。
白血球(基準値3300-8600)
1990
(うち好中球は1361)
腫瘍マーカー
CEA(基準値5.0以下)
2.8
CA19-9(基準値37.0以下)
15.5
CA125(基準値26.9以下)
1月 131.1 ↑
2月 140.3 ↑
3月 186.6 ↑
4月 209.3 ↑
この結果から、ただでさえ4週毎に治療する予定のものが6週後でもこの採血の値で治療ができないことと、腫瘍マーカーが上がり続けていることから…
今3ヶ月毎に行なっているCT検査の予定を早めて、その結果を見て抗がん剤の治療薬の変更を検討することになりました。
頭痛も相変わらず続いていて、ほぼ毎日頭痛薬を飲んでいることを医師に伝えると、頭のCTも一緒に撮ってもらえることになりました。
頭の病変は病気にもよりますがCTよりもMRの方が見つけやすい傾向にあるので、おそらく何も見つからないとは思っていますが…。(おぃ)
そして細かいことを言うと
尿蛋白が(2+)であることは変わらず
尿素窒素(基準値8-22)34
クレアチニン(基準値0.40-0.70)0.99
と高く腎臓の機能が低くなってしまっていたり
AST(基準値13-33)36
γ-GTP(基準値10-47)105
ALP(基準値115-359)518
と高く肝臓の機能も低くなってしまっているようです。
CT検査の予約がとれたのが12日(火)だったので、その後15日(金)に診察を受けて今後の治療方針が決まる予定です。
それまではちょっと休憩です。
ではでは恒例の内容とは関係のない画像を。
新型コロナウイルスで緊急事態宣言などが出る前に福井に旅行に行っていました。(日帰り)
福井と言えばの「東尋坊」↓
そしてちょっと贅沢に「蟹丼」を食べました。
私は蟹が大好きなので至福の時でした。
そしてお次は…
お遍路と言えば四国ですが、私が住んでいる愛知県には知多半島(ちたはんとう)いう半島があり、そこに「知多四国八十八箇所巡り」と言うお寺巡りがあります。
私は病気になってからこの存在を知り、四国にしかないと思い込んでいたお遍路さんが愛知県でもできるのかと気になり、きなこと一緒に巡るようになりました。(まだ全部はまわりきれていませんが)
私の母はもう10回以上はまわっていてベテラン(?)のいきな訳ですが、(以前に少し話したことがあると思いますが)母は白血病になってしまい長い長い抗がん剤治療を経て一旦は「寛解(かんかい)」となりました。(治った)
母の年齢からすると治る確率はかなり低いので奇跡的なことだと思います。
しかし、その後5ヶ月で「再発」してしまいました。(今は治療のため入院しています)
寛解後定期的な外来診察をしていたのですが、採血の結果から再発が疑われる時期が少しありました。
おそらく母もいろいろ想うことがあったのでしょう…。
お遍路(知多四国八十八箇所巡り)を(再入院する前に)まわっておきたいと行動し始めていました。
それを2世帯で同居している姉から聞き、一部ですが私も母と一緒にお遍路巡りをしてきました。
愛知県の知多半島のさらに南に日間賀島(ひまかじま)と言う島があります。
八十八箇所の中に一部その島にあるお寺も含まれています。
その島に行った時の写真がこちら↓
日間賀島はタコが有名で、船で港に着くとこんなタコさんがお迎えしてくれます。
お寺を巡った後、母と一緒に食べた昼食。
私が食べたのは「タコ飯」フグの唐揚げも付いていました。
母が食べたのはしらす丼。
生しらすと釜揚げしらすの両方がのっていました。
今、母は抗がん剤治療をまた1からやり直している感じです。
熱も出ていたり、繰り返される輸血でもアレルギーが出てしまったり、書き上げることができないほど辛い状況にいると思います。
今新型コロナウイルスが蔓延している中、病院の面会にも制限があり思うように母に会いに行くこともできません…。
なんとか辛い症状が軽くなり、治ってくれることを祈るのみです。
追伸:
オーストラリアに留学に行っていたきなこの娘(大学2年)も、新型コロナウイルスの影響でオーストラリアから出国できなくなる寸前に予定通り帰国することができ(3月15日)、今はオンライン授業を受けながら家で過ごしています。
にほんブログ村のランキングに参加しています。
他の膵臓癌・卵巣癌の方のブログなども見ることができます。
↓興味がある方は是非どうぞ。