フェントステープなくなりました | 膵臓癌と闘うおはぎときなこのブログ  絶対3%に入ってやる!

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39歳で膵臓癌と告知されたおはぎとその親友きなこのブログです。
2人とも看護師ですが、おはぎは患者さんの立場になり、きなこはその家族のような立場になりたくさんのことを学びながら日々格闘しております。
きまぐれ闘病記ですがお気軽にご覧下さい。

こんばんは、お久しぶりのおはぎです。

もう副作用の苦しみからはスッカリ抜け出せたので、元気です。

いつもたくさんの「いいね!」やコメント、メッセージをいただき、ご心配して下さり、励みにもなっています。

心からありがとうございます。



今回の抗がん剤治療後は、点滴が確保できたので、前回のように復活に時間がかかりすぎるようなこともなく、5日ぐらいで徐々に復活できてきました。

いつもならイメンド(吐き気止めの内服薬)も、抗がん剤前と、翌日、翌々日と3日間だけ飲んでいたのですが、今回は医師に確認してみたところ、5日までは処方できるということだったので、5日分処方してもらいました。

それもよかったのか、少し吐き気も軽かったように感じました。

いつも通り、5日ぐらいは全く食べられず、トイレになんとか行くだけの寝たきり生活で、決して楽だったとは言えないのですが、前回よりはよかったと感じました。

イメンドは、1カプセル約3400円する高価な薬ですが、医療費の限度額があるので、薬代は後日戻ってくるので安心して飲めます。

このイメンドは抗がん剤専用の吐き気止めで、2009年に発売されているのですが、この薬が開発されて、抗がん剤治療に伴う吐き気が格段に軽減できるようになった、とも言われています。


抗がん剤治療に伴う吐き気の「吐き気止め」に関して詳しく知りたい方は以前私が書いたものがありますので「ここ」をクリックして下さい。



さて、タイトルのフェントステープですが、ついになくなりました!

なくなったというのは、貼らなくてもよくなった。つまり医療用麻薬から卒業できたんです!

同時に内服していたロキソプロフェンも飲んでいません。

膵臓癌がわかる半年ぐらい前から、上腹部と背部の激痛に耐え、病気がわかってから始まったオキシコンチン(医療用麻薬)の内服。

確か当初は、30mg/日ぐらいでしばらくは痛みのコントロールができていました。

長期的に抗がん剤治療をしている経過の途中で、治療直後はどうしても飲み薬が飲めないため、貼り薬のタイプの「フェントステープ」に変更してもらいました。

オキシコンチン30mgに相当するフェントステープ1mgから始めたのですが、なかなか痛みのコントロールができず(この頃痛みは卵巣のガンが大きくなってきており、右の下腹部でした)、徐々に量が増え、最終的には4mgを貼っていました。

オキシコンチンで言うと、120mg飲んでいたということと同じ量です。

この時点で明らかに卵巣の痛みだけを感じており、手術で卵巣をとったことで、お腹の苦しさも、痛さもなくなったため、フェントステープの量を徐々に減らすことになりました。

卵巣の痛みは無くなって少し安心できたのですが、フェントステープの量を減らすことで、正直またあの膵臓の痛みが出るのではないかという不安はありました…。

卵巣の手術の後、抗がん剤治療の再開とともにフェントステープの減量をし始めました。

大体3週間ごとに1mgずつ減らしました。(医療用麻薬は退薬症状が出る可能性があるので、徐々に減らす必要があります)

そして、ついに貼らなくても痛みがないことが確認できたんです!

ということは、膵臓の痛みがなくなったということです…。


私の膵臓にガンがあることに変わりはありませんが…。


でも、なんだか嬉しいです。


こんなことってあるんですね。





この先、痛みが出てくる日が来るかもしれません。(可能性としては高い?)


でも今は今を楽しみたいと思います。



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