怖かった | 膵臓癌と闘うおはぎときなこのブログ  絶対3%に入ってやる!

膵臓癌と闘うおはぎときなこのブログ  絶対3%に入ってやる!

39歳で膵臓癌と告知されたおはぎとその親友きなこのブログです。
2人とも看護師ですが、おはぎは患者さんの立場になり、きなこはその家族のような立場になりたくさんのことを学びながら日々格闘しております。
きまぐれ闘病記ですがお気軽にご覧下さい。

こんばんはウインク
きなこです真顔

今日も私の更新ですみません。

昨日は落ちていてどうしようもないブログをUPして反省中ですが、これも私なので削除せずそのままにしておきます笑い泣き


昨日はビールビールを飲もうか悩んでると、おはぎの様子に変化が...
少しだけお粥を食べて、「コーンスープ飲みたい」というので、飲ませると急に「気持ち悪い」と言い出して...
エチケット袋片手に背中をさすっていたんですけど、今度は「もうダメえらい...(えらい=辛い 方言ですね)」
とバタンとベットに倒れこむ。そしてまた起きる。
これをしばらく繰り返してやっと少しだけ吐けて...
そしたら次は急に「寒い寒い」と震えだして苦しみだしました。
また寝て起きて、布団を何枚も重ねても「寒い寒い」と...

何かに取り憑かれている感じで....

今回の診察で更にフェントステープを減量して3mg⇨2mgへ減量しました。
離脱症状なのか?テレビドラマで見る薬物から抜け出す時の症状に似ててとても怖くて...
もうビールどころではありません。


オキノーム10mgを飲ませようと思ったら「気持ち悪いから吐いちゃう。飲めない」の一点張り。
一時的にも体の中の医療用麻薬の血中濃度を上げてあげないと楽にはならないので、なんとか飲ませようとする私と、気持ち悪い飲めないのおはぎとのやりとりが続いて...
なんとか飲ませても全く効果がなくて...

30分後もう一回飲ませようと思ったけど、一気に血中濃度を上げすぎるとまた吐いてしまう可能性があるので、5mgを飲ませました。
1時間くらい起きたり寝たりを繰り返して、ベットでは眠れずソファーに移して、ダウン着せて、羽毛布団2枚と毛布1枚かけて、寒さ対策。

少しだけオキノームで血中濃度が上がり身体が落ち着いてきたようですが、まだまだ自分の身体が自分の身体ではないようです。

吐いたものを片付けたり、色々やってる私におはぎが

「ごめんね。ごめんね。きなこ」
と久しぶりに泣きました。
その後
「もうこんな身体嫌だ。もう嫌だ」
っとまた泣いていました。

私も泣きました。

今度は私が
「私がやりたいからやってるだけ。気にするな」
って言ってその後は
「大丈夫だよ大丈夫。もう直ぐ楽になるよ」
と背中をさすりました。

正直おはぎがおはぎじゃないようで怖かった。
でもおはぎはそれを実感しているからもっともっと怖かったと思う。

おはぎの身体は敏感なんだと思います。
今まで減量する人を見てきたことがあまりないからかもしれないけれど、もっと慎重に見守る必要があるって学ぶことができました。

医療用麻薬の使い方を間違えないでください。
勝手に増やしたり減らしたりしたらダメですよ。って今までも退院する患者さんには伝えてきたけれど、今後はもう少ししっかり説明していこうと思います。

今日も少し離脱症状に苦しむおはぎです。近くにいてオキノームが手放せないけど....
昨日よりはいいように思います。

昨日はしっかり眠れなかったから、今日は眠れるかな?

今日はお粥とたこ焼きとうどんを少しだけ食べました。薄めの緑茶を飲んで
便も出て蠕動痛にも苦しみました。
でも一歩一歩回復へ向かってると思います。

頑張ろうねおはぎウインク






にほんブログ村のランキングにも参加しています。
クリックしていただけると、わたくしおはぎは喜びます。
 他の膵臓癌の方のブログなども見ることができます。
にほんブログ村 病気ブログ すい臓がんへ
にほんブログ村