私たちのブログに時々コメントをくださっていたkurarathanさんが、最近体調が悪くホスピス病棟に入院されたとのこと。
腹水などの苦しみからおつらいなかいろいろコメントをくださっていました。
悲痛の叫びでした。
私はなんとか少しでもお力になれればと思いながらも、疲れて寝てしまいコメントにお返事ができない日が続いてしまったりしてました。
個人的にメッセージで話がしたいとのことで、いろいろお伝えはしたものの、kurarathanさんも体調が悪い中、試行錯誤してくださったのですが、なかなか個人的な連絡方法が確保できず、そのまま私は抗がん剤治療に入ってしまいました。
その後、同じく時々コメントをくださっている向日葵さんや、インミンさんのお力添えのもと、きなこが連絡をとりつけてくれていて、やっとkurarathanさんと個人的に連絡がとれる状態になっていたそうです。
私たちkurarathanさんに大したこともできないのに、kurarathanさんが私たちにお礼の品を送りたいとおっしゃっていただきまして…。
もちろんお断りはさせていただきましたが、kurarathanさんのお気持ちが済まないと。
そこできなこが私の抗がん剤からのはい上がり具合を読んで、「いける!」と思ったのでしょうね、「それなら私たちがkurarathanさんに会いに行かせてください」と。
そこからは昨日書いた通りで、直前に私に提案されました。
kurarathanさんのことは、私もずっと気がかりであったので、自然と「行こう!」と思えました。
kurarathanさんはとても素敵な環境で過ごされていました。
ホスピス病棟といってもいろいろあると思うのですが、すばらしい造りでした。
看護師もいい雰囲気で、ボランティアの方などもいらっしゃり、所々に心を感じることができました。
病院に着くと、お部屋の前のラウンジのような空間にkurarathanさん(車椅子)とご主人様と向日葵さんが(事情がありたまたまお仕事を休まれたということでお会いすることができました)座って待ってくださっていました。
kurarathanさん、腹水もたまりおつらいはずなのにとても素敵な笑顔で私たちの話を聞いてくださり、そしてkurarathanさんのお話もうかがいました。
やはりブログのように文字や写真だけの世界と違い、会話を交わすとより多くのことを感じ取ることができますね。
kurarathanさんのご主人様もとっても優しい方でした。
kurarathanさんに対する愛情が溢れていました。
向日葵さんもとってもとっても気さくで優しい方で、とてもお話しやすかったです。
kurarathanさんは、自分が一番おつらいはずなのに、私に痛いでしょ?横になる?と何度も何度も声をかけてくださって本当に人の痛みがわかる強いお人です。
途中からはkurarathanさんもおつらい様子だったのでお部屋のベッドに横になってもらった状態でお話しました。
私が一番わかってあげなければいけないのに、もっと早く横になれるように動けばよかったと反省しました。
もっともっといろいろしたいことがあったのですが何一つできず、ただただkurarathanさんの笑顔に癒されていました。
これはkurarathanさんにも直接お話をしたのですが、私はもっともっと険しい苦しみの中にいると勝手に想像していました。
でも、kurarathanさんから出てくるオーラのようなものの穏やかなことといったらなかったです。
もちろん、とてつもない痛さや苦しさや吐き気と闘っているんですよ。
それを感じさせないぐらいの穏やかさがにじみ出ているんです。
これはkurarathanさんが生きてこられた生き様がにじみ出ているのだと感じました。
kurarathanさん、今は医療者にわがままをどんどん言って(性格上言わないと思いますが)少しでも楽な時間が過ごせるようになってください。
私は「また来ますから!」と言って部屋を後にしました。
今日は疲れさせてしまったので、少しでも眠りについておられることを願います。
本当に貴重な時間を過ごさせていただきました。
連れてきてくれたきなこに感謝します。
いろいろ動いていただいた向日葵さん、インミンさんにも感謝します。
kurarathanさんの笑顔が素敵なので写真をのせておこうと思います。
(もちろんkurarathanさんの許可はいただいています)
他の人は誰かご自由にご想像ください。(笑)
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