今は、大きい病院は予約制になっており、診察時間が決められているので、あまりそういう光景もみられなくなったようにも感じます。
私が通っているG病院では、(厳密に言えばM医師の場合は)抗癌剤治療(点滴)をしている患者さんは優先的に朝1番の枠で(9時)予約を入れてもらえます。(治療が終わるのに時間がかかるため)
診察の前に採血を済ませて、その結果が出てからでないと診察してもらえないのですが、採血が始まるのが8時半なんです。
しかも、採血も始まる前からすごい人で、始まる8時半には多い時で50人ぐらい待っている状態です。
すぐに採血してもらえたとしても、結果が出るまでに、普通の採血だけであれば約30分で結果がでるので、9時に診察が受けられるのですが、腫瘍マーカーの採血があると結果がでるのに1時間かかるんです。
そうなると、必然的に診察が9時半以降(大概ずれ込んでいるので10時すぎる)になり、さらに診察を受けて、その後、化学療法センターに行くと混雑してくる時間帯で、点滴ができあがるのに時間がかかる、という悪循環になります。(へたすると、化学療法センターでも、ベッドが空くまで待たされる)
そのため、以前は少しでも採血を早くやってもらいたくて、採血の順番が10番以内には入りたくて、朝早くに病院に行ってました。
通勤ラッシュも始まってしまうので、朝6時半には家を出ていました。(車で,高速道路も使います)
それだけ早く家を出て、病院に着くのは7時過ぎで、すでに7,8人の人が順番待ちをしています。
もう、競争なんです…。
1番の人はいったい何時に着いているんですかね…?
採血が10番以内にしてもらえたとしても、結局結果が出るのを待って、診察は早くて10時。
これじゃぁ、9時に予約してる意味がない。
と、いうことで医師に、前日に採血に来てもいいかと相談したところOKだったので、今は前日に採血だけしに病院に行くようにしています。
交通費は倍かかることになりますが、早く起きなければいけないストレスと、待たされるストレスがなくなることを考えればいいかな、と。
やはり抗癌剤治療の前から疲れてしまうのは嫌ですからね。
おかげで、診察も大体1番で、化学療法センターもまだ空いている時間に入れ、点滴もすぐにできあがってきます。
以前、TS-1の内服治療をしている頃は、予約時間は大体11時頃でした。
予約の患者さんは大体30分の枠に3人ぐらい入っています。(医師が触っているパソコンを見ていたらわかりました)
一人あたり10分の診察時間という計算になりますね。
でも、採血をしてから診察を受ける患者さんが多いので、診察は早くて9時半ぐらいにスタートしている感じでした。
さらに、M医師は患者さんの訴えをきちんと聞いてくれるので、10分以内で終わる人は少なく、時間がどんどんおしてくるのです。
そのため、以前11時の予約だった頃は、2時間、3時間待たされるの当たり前になっていました。
それがわかってからは、11時に受付だけ済ませておいて、一旦病院から出て、ランチに行ったりしていました。
まぁ、それも楽しみの一つにはなっていましたけどね。
それだけ待たされても、M医師の場合はきちんと話を聞いてくれるから仕方がないと思えました。
次の抗癌剤治療、予定では5月5日(火)だったんですけど、祝日なので前倒しになり5月1日(金)になったので、今日は採血に行ってきました。(前日採血だと何時に行ってもいいので混雑時間をさけられるという利点もある)
以前なら、「次回は祝日になっちゃうから次の週に(4週間後)しようか?」と言われていたと思うんですけど、なにせCTの結果がよくなかったので(転移している卵巣が増大していた)医師もなるべく4週間隔にならないようにと考えているんだと思います。
きっと、きついだろうなぁ…。
抗癌剤治療の前日は、日曜日の夜の気分です。
あー、これから1週間、仕事(や学校)が始まるなぁー。みたいな感覚。(意味不明)
ちょっと違うか…。
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