学生んときに、
アルバイトしていたダイニングバーで、
190㎝近くあるムキムキのおじさまが、ピッチピチの真っ赤なTシャツ。で、背中だったと思う、サーファーガールのプリントが入ってて、
間違いないと思ったのは、
日焼けで真っ黒であること、あとは、海のにおいがしたのだ。
このおじさま、
満面の笑みで、
美味しそ~にビールを飲んでた。
で、わたし、多分20か21位だったと思うんだが。
唐突に、
サーフィンやってるんですか?
って聞いて、
おお~
サーフィンやってるよ~、
サーフィン帰りに飲みに来たんだよ~、
と。
サーフィン教えてください。
即、頭下げて。
次の日に、
サーフショップに連れてってもらって、
お金もないのに、
新品のボード買って、
(カード、最大の分割払い)
ど素人のくせに、
自分にフィットするウェットスーツまで、
オーダーで作って、
(やったことないのに)
海に連れてってもらう。
それ以来、しほのサーフお師匠。
まず、海に入って、ボード持って、小波をかきわけ、歩くことすらできないという自分。沖に出るなんて!ぷぷぷだったわよ。
まだ、ヨガに出会う前で、世界の真理なんて、知らんかったけれど、海に通うことで、生きること=日常を、教わる日々だった、と今になると、思う。
自分自分!と自分を連れて海に入ると、波には乗れないしさ、乗りたいって、エゴで掴む波からは、ことごとく落とされる。人間洗濯機 in 海中。
乗ろう!とすると、乗せてくれない。
先に、自分が動くと、乗れない。
目を瞑って、沖でプカプカしていた時に、
気が付いて、力を抜いて、海を感じればいいってわかってきて、
乗ろうとするのやめて、
身体全身で、海を感じて、浮き沈みの中で、リラックスして、
でね、海の波に呼吸を合わせるといいのも、わかってきた。
で、いまだってタイミングは、あちらからやってくる。
その時に、そのタイミングに自分のコアでおもいっきりパドリングして、あちらから来た、波のエネルギーに、自分が乗る。
波に、勝つんでもないし、
波を、制するんでもないし、
波っていうエネルギー(vinyasa)に、
自分っていうエネルギー(vinyasa)を、
シンクロさせていく感じっす。
ヨガに出会って、
ヨガやりはじめたら、
これ、知ってる、
って思ったんだわさ。
サーフィンだ。
サーフィンは、自然を壊さず、自然の力(海×自分)で、日々を波乗りする、っていうことで、
一番に、教わったのは、
自然にゆだねるってこと、
必要なことは、あちらからやってくる。
今って時に、お師匠に声かけるとか、お金ないからやらないとかではなく、やるんだよ。まず。やるのが先。マイナスが先。その今がタイミングが大事で、その時に乗る、マイナスに進んでいき、でも、そこで得た「体験」が、自分を育てる。
育てたら、自分がブラッシュアップされたら、+がやってくるんだよね。順序が逆なんだよ。
マイナスしてから、
プラスはくるんだよね。
shiho