最初はこと細かくブログで治療のことをつづっていこうと思っていました・・・。
実際、何回か書いてましたが、
心と体が追い付かない状態になり、しばらくブログをお休みすることにしました。
色々ご心配をおかけしましたが、なんとか仕事も休み休み続けていました。
さて、
私が乳がんと診断されたのは今年の1月でした。
腫瘍が2.7センチになっていてステージⅡaのリンパ転移なしでした。
転移がないので手術で右胸を全摘し、それで終わりだと思っていたのですが、
5年後10年後に元気でいられるために、抗がん剤をしましょうと言われ、
目の前が真っ暗になりました。
抗がん剤をしたからといって、劇的に再発率が下がるわけではないのですが、
何パーセントか下がるといった感じで、やらないよりマシと思っていただいていいと思います。
やらないで後悔するよりも、1年くらい我慢してやったほうが絶対いいと・・・
そう心を奮い立たせ、頑張ることにしました。
私が受けた治療は、EC療法(エピルビシン、シクロホスファミド)4クールとタキサン系(パクリタキセル)4クールでした。
EC療法は1週目一日投与のあと2週間休みのを4クール。
パクリタキセルは週1回×3で4週目を休みを4クール。
EC療法は吐き気止めを30分点滴のあと、エピルビシン、シクロホスファミドで、3種類。
だいたい1時間30分くらい。
毎回名前の確認と薬の確認をしました。
印刷された用紙の薬の名前の横に赤字で「毒」と書いてあるので
いつも毒を注入してるのか・・とげんなりしたものです。
パクリタキセルは副作用止めと吐き気止めのあとに生理食塩水をはさんで
パクリタキセルで4種類、だいたい2時間10分。
週いちだったので慣れたもので・・・。
さすがに採血はいつも同じ場所から採ってたのがだんだん出なくなって何回か
刺される羽目になりましたが。
またかと思いながら、貧血で倒れることもなくなんとか持ちこたえました。
私の場合は全部で8クールだったけど、もっとステージが重い方はほんとに大変だろうなと思いました。
あんなの続けてたら死んじゃうよ、ってほんとに思いました。
気力と体力がないと絶対無理。
「毒」を入れてるんだもの。
毒を以て毒を制す。とはこのことなんだろうか。
早期発見、早期治療がほんとに大切なんだなと身に染みて思いました。
次回は副作用について書きたいと思います。