実は心理カウンセラーでも

ある私ですが、

 

勉強していた当時、

読んだ本の中に

 

今の仕事につながる実験が

書かれたものがありました。

 

 
「ハーロウのアカゲザルの実験」です。

 

 

黄色い花どっちがいいかな?

 

 
「針金」で作られた人形と、
 
「布」でカバーされた人形があります。

 

大きさも形状も同じです。

 

その2体を並べた部屋に、

 
生まれて間もない子ザルを入れます。
 
 
「針金」の人形からは

ミルクがもらえます。
 
「布」の人形 からは、

何ももらえません。
 

 

 

子ザルはどちらに長く滞在すると

思いますか??

 

 

黄色い花安心できる場所

 


このような条件で実験したところ、

 

 


 
 子ザルは「布」の人形の方に
 しがみついたり
 周りにいる時間が多かったそうです。

 

(実際には、

ミルクだけ「針金」人形から飲んだら、

さっさと「布」人形に戻ってしまう。)
 
 
ここからわかるのは、
 
ミルクがもらえるかどうか、
ということより、
 
身体的感覚(皮膚感覚)で
親の存在を認識していた

 
ということです。
 
 

 


黄色い花安全基地。よりどころ。

 

 

この実験には続きがあります。


同じように、

 

「針金」製の(いわゆる母親)人形

と、

 

「布」製の母親人形を

並べて置いた部屋があります。

 

そこに、

この子ザルを入れます。

 

 

 

その後、

 

子ザルが恐怖心を感じるような

機械を部屋の中にいれます。

 

子ザルは

どうすると思いますか。

 

 

 

 

機械を入れた途端、

 

子ザルは

「布」製の母親人形に飛びついて、

しがみつくんです。

 

 

 

この子ザルにとっては

ミルクが出なくても、

 

「布」製の人形が

母親代わりなんです。

 

 

黄色い花肌から受取るものは想像以上に多い

 

 

肌ざわり、ぬくもり、、

 

体の表面から、

子ども達はたくさんのものを

取り入れて、感じています。

 

他にもハーロウの実験はあるのですが、

どれも、

 

「針金ママ」より「布製ママ」の勝ち。

 

 

 

温もり、大事です^^


子育ての参考にお役立てください!!


 
 

 

 

 

やはり、スキンシップは

精神面に与える影響が大きいなあ

 

 

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今日も

しほのブログに来てくださいまして

ありがとうございますキラキラ