2017年7月31日00:23頃、
蠍座で上弦の月。
獅子座の新月から1週間。
月(☽)は蠍座(♏)の数え度数8度。
サビアンシンボルは、
「湖面を横切って輝く月」
湖の底=潜在意識から浮かび上がってきたもの。
それは、湖面に映った月の光のよう。
浮かび上がったもの、映った月の光が表す真実を掴む。
太陽(☉)は獅子座(♌)の数え度数8度。
サビアンシンボルは、
「ボリシェビキプロパカンダを広める人」
世の中の規定概念を突き崩したいという願望。
それは、自分自身を変えるという願望でもある。
上弦の月では、
太陽は月に対して真横から横やりを入れます。
新たな視点を持ち込むのです。
獅子座の新月で埋め込んだ思いを抱いて一週間走り続けている月に、
太陽は、思いもかけない指令を出します。
月は受け身であり、あらゆるところからの影響を避けられません。
同時に、月は、記憶の装置でもあります。
個人の記憶から、連綿と続く魂の記憶、人類の歩み、地球の記憶、そして宇宙。
個人の潜在意識であり、そこから繋がる集合無意識。
太陽の横やりは、そういったものを掘り出していきます。
月の満ち欠けのサイクルに、己のサイクルを委ねると、
定期的に集合無意識に繋がっていくことにもなるのです。
月の満ち欠けとライフサイクルがリンクしている生物は、地球上に沢山います。
月の満ち欠けに影響を受けないものはいないという方が正確でしょうか。
本来、人間も月の満ち欠けと共に過ごしていました。
日本人も、明治維新後にグレゴリオ暦に改暦されるまで、
月のリズムと一体となった旧暦で過ごしていたのですから。
今年は皐月が2度ありました。閏月です。
そして、獅子座の新月も2度あります。
月が足踏みしているようなこの時間、
いつもより、少しだけ月を意識して過ごしてみたらどうでしょう。