昨日、1月8日午後6時37分頃、逆行していた水星が順行に戻りました。
で。
西洋占星術で使う10天体全てが順行になりました。
・・・って、へー・・・・・・で?
ですよね~
水星の逆行とかって、最近よく言われてるので、
「そういうことがあるんだぁ」
くらいのコトはご存知でしょう。
太陽系の惑星は、
太陽の周りを回ってます。
もちろん、地球(と月)も回ってます。
ぐるぐるぐるぐる、と
それぞれの惑星が
それぞれのスピードで。
一方、西洋占星術では、
「地球から見た太陽と惑星たち(と月もね)」
を見ます。
惑星たちはそれぞれのスピードで回ってるので、
地球から見ると
「反対に進んでいるように見える」
ことがよくあります。
有名なのは、水星。
水星は、88日で太陽を一周しちゃう。
一方、地球は、365日で太陽を一周する。
・・・てことは。
地球から水星を見ると、
太陽の周りを行ったり来たりしてるように見えるわけ。
それを、「逆行」した、「順行」に戻った、
と表現してるのです。
ちなみに、今、宵の明星がとっても綺麗です。
夕方、西の空にピッカーッと金星が輝いてます。
地球と太陽の間を運行してるので、
とても近くて綺麗に見えるのです。
金星は225日で太陽の周りを一周するので、
そろそろ地球を追い抜きます。
その時は「逆行~順行」になります。
(3月4日から4月15日)
昨年は、火星の逆行も注目されましたね。
火星は687日(約2年)で太陽を一周します。
地球は火星より動きが早いので、
「逆行~順行」の時は、
地球が追い抜いてるわけです。
火星より遠い惑星は、
もっとスピードが遅いので、
地球は毎年必ず追い抜いていて、
「逆行~順行」の期間が必ずあるのです。
しかも、数か月~半年、
それぞれの惑星がそれぞれのタイミングで。
が、
年末に天王星が順行に戻って以来、
唯一の逆行天体だった水星が順行に戻ったので、
とっても珍しい全惑星順行状態になったのです
この状態は、
2月6日に木星が逆行になるまで、
約1カ月続きます。
この期間は、
いままでの閉塞感って、なんだったの
って感じがするくらい、
物事がスムーズに流れ始める方も多いかもしれません。
にっちもさっちも行かない~
ってことは少なくなるかな、と思います。
・・・次の山羊座の満月(1月12日)の
チャートを見ると・・・
一筋縄ではいかない感じも受けますが…
明日は、満月記事、書きまーす

