先日、『君の名は。』を見た。
微妙にネタバレ気味。
見る前の情報は、
「妙齢の男女が入れ替わるお話だ」
ってことくらい。
あとは、タイトルが古臭いとか。 ヒドイ
ベタな設定でどのくらいの話になってるんだろう。
しかもアニメだし・・・ ヒドイ偏見だなぁ、オイ
なのに、ヤケにヒットしてるらしい。
ジブリ映画みたいにスゴイ宣伝費をかけてるわけじゃないのに、
尋常なレベルでのヒットではないようで、マスコミが後追いで騒ぎだしてる・・・
てことは、ホントに面白いのかも・・・ ホント、ヒドイ
とまあ、こんな邪心(笑)いっぱいで見に行ったわけだ。
結果・・・
なんだ、SFじゃん
が、先ず第一の感想(笑)
でもって、今の私は西洋占星術脳モードなので、
ついつい西洋占星術的に解釈したくなるのだけど・・・
「わー、魚座海王星時代そのもののだー」
と思っちゃった。
飛騨と東京という「空間」を超え、
3年という「時間」を超え、
悲劇が起こった世界と
悲劇を回避出来た世界との
パラレルワールド。
わたしはオレで、
オレはわたしで、
ワンネス。
空間と時間の制約を超える魚座の世界観。
その魚座の守護星(ルーラー)である海王星は夢を司る。
主人公の三葉と瀧は、「夢」で入れ替わる。
ホントはいるのかいないのか。
いると知っていて追い求める潜在意識と、
記憶すら移ろう顕在意識。
海王星の夢の世界。
この世界観が、アニメになりヒットする。
凄いことだ。
人それぞれ受け取るものも感じるものも違う。
恋愛映画ととらえてもファンタジーととらえても追悼ととらえてもいい。
そして、何も感じなくてもい。
自分が望むままのことを、
信じたままのことを、
ただ、懸命に、実行する。
そうなると、信じる。
この感覚が、
今、この時代の私たちの潜在意識に植えつけられること。
集合無意識に種が植えられること。
この、魚座海王星時代の空気が、ゆっくりと浸透し、
牡羊座海王星時代、新しいスパイラルの根底になる。
そして、魚座冥王星時代の破壊と再生の糧となるのだ。
10代の頃、SFが好きだった。
30年も前のことだ。
その頃、こんな世界観のアニメを
色んな世代の人が見るようになるなんて、
思いもよらなかった。
生きるって、面白い。