とシホが悩んでいたら、
囲碁友のHッティさんが
「碁会所じゃないけれど、ここ、いいよ」
と教えてくれたのが・・・
四谷のボードゲームカフェ「リバネス」。
調べてみると、お洒落なカフェで、
食事しながら呑みながら、
色々なボードゲームを楽しめるとか。
(もちろん囲碁も)
ここ、いいじゃん!
http://lne.st/cafe/
「ランチを食べて、ゲームをしよう!」
と、シホクニでさっそく伺うことにしました。
将棋のプロ棋士の北尾まどかさんが
プロデュースしているお店と聞いたので、
事前に連絡してお忙しい北尾さんのお時間をいただいてから、
いざ四谷へ。
北尾まどかさんは、
「どうぶつしょうぎ」の考案者としても有名な方です。
(http://ja.wikipedia.org/wiki/どうぶつしょうぎ)
この「どうぶつしょうぎ」は、囲碁でいうところの
「よんろのご」(張栩さん考案)みたいなもので、
初心者向けの将棋ゲーム。
日本のみならず、
海外でもかなり売れているそうです。

※大盤どうぶつしょうぎの前の
北尾まどかさん
JR四谷駅、丸ノ内線四谷三丁目駅が近く、
シホクニは四谷三丁目駅から行きました。
歩いて5分ほど。
新宿通りに面したところに看板を発見。

※オフィス街の中にあります
お腹が空いたので、まずはランチ。
2種類頼んで二人でシェアしました。
980円なり。
野菜もたっぷりで満足満足。
店のメニューは
アメリカンダイナーをイメージしたということで、
洋風のボリューミーなものが多いです。
人気のメニューは、シーザーサラダ(580円)や
福幸豚肩ロースのカツレツ(1080円)、
ベーコンとキャベツのペペロンチーノ(880円)など。
みんな、ビールに合いそうですね。

※赤ワインもつけちゃいました
食事の後は、
さっそくゲーム。
お店の奥のゲーム置き場には
こんなにたくさんありますが・・・

※一番上に立てかけてあるのが碁盤
せっかくなので
まずは「どうぶつしょうぎ」を体験しました。

※「どうぶつしょうぎ」のお供に、
デザート盛り合わせ 700円
将棋は、基本的なルールも知らないシホクニ。
ルール説明を読んでから、
ゲームを開始しました。
一人の持ち駒は4つ。
相手のライオンをとるか、
自分のライオンが相手のエリアに行き着けば(入玉)勝ち。
最初は駒の動かし方を間違えたり、
次にライオンがとられることに気付かなかったり、
反対に相手のライオンをとれることに気付かなかったりと、
(アタリに気付かないのと一緒)
試行錯誤しながら、
何回も繰り返しました。
これが単純だけど奥が深くて、
何回やっても飽きないんですね。
シホもクニも、
後からこの「どうぶつしょうぎ」を購入してしまいましたよ。
このお店でも販売しています。
(1500円)
どうぶつしょうぎをひとしきり楽しんだ後は、
やっぱり囲碁。

※碁盤は5、6面あります
1局打ってから、
北尾まどかさんにお話を伺うことに。
ボードゲームのイベントのために
翌日から上海に行く予定でお忙しいところでしたが、
お時間をさいてくれました。
北尾さんは女流棋士として活躍する一方、
「株式会社ねこまど」の代表として、
将棋普及のための活動をしています。
将棋と料理とお酒を楽しむ「将棋カフェ」を
月に一回色々な店で開催して、
このリバネスカフェで開くことも。
北尾さんはボードゲーム全般に造詣が深く、
将棋以外ではバックギャモンが好きで、
最近はチェスも始めたそうです。
囲碁は
「ルールを知っているくらい」
とおっしゃいますが、
きっとシホクニよりお強いに違いない。
ボードゲーム界は意外に横のつながりがあって、
「CACOMO(カコモ)」を考案した
囲碁棋士の新海洋子五段ともお友達だそうです。
リバネスカフェの壁には
棋士の色紙が貼ってあり、
将棋の棋士にまじって、
張栩棋聖や小松英樹九段のサインもありましたよ。


最近はマンガの『三月のライオン』のヒットで
女性の将棋ファンが多少増えたものの、
囲碁に比べると女性の割合はまだまだ低い、
と北尾さんはおっしゃいます。
そして囲碁と違って、
将棋を指せる場所は少なく、
インストラクターという人もいないのだとか。
ヨーロッパでは子供の時からボードゲームに親しみ、
「フランスでは児童館のようなところで、
ボードゲーム専門の会館もある」
ことを考えると、
日本の子供たちにはもっともっと伝えることがありそうですよね。
そんな中、世界を飛び回って、
将棋を始めとするボードゲームの普及活動に尽力する北尾さんは、
とても心強い存在です。
誰でも気軽にボードゲームを楽しめる
このリバネスカフェもその一貫というわけでしょう。
このお店では、意外に囲碁を打つ人が多く、
子供連れで来て、子供をゲームで遊ばせて、
お母さん同士がランチを楽しむ、
という風景もよくあるそう。
皆さんもよくおわかりのように、
ゲームをやっていると、時間があっという間に過ぎるもの。
「何時間でもここにいていいのですか?」
と伺うと
「お店のために、
メニューはいくつか頼んでいただけるといいですね」
と北尾さん、笑っておられました。
はい、それはそうですね。
ここでゲームを長く楽しむ人は、
メニューもたくさん頼みましょう!
北尾さんのお話を伺った後も囲碁を楽しんだ私たち。
囲碁を2局、どうぶつしょうぎを10局ほど指して、
結局このリバネスカフェに5~6時間いたことになります。
美味しい食事とスイーツにボードゲーム。
楽しいひとときでした。
そして、最低9万円で、お店貸切で
ボードゲームの集まりにも応じてくれるそうです。
30人集めれば、
ビュッフェと飲み放題つきで一人3000円になるわけ。
(ただし2時間)
囲碁のイベントをやってみたくなりますね。
さて後日。
市ヶ谷の日本棋院で宝酒造の東京大会に参加したシホ。
その帰りに囲碁仲間たちとリバネスカフェに寄るつもりでしたが・・・・
なんと、土曜だったのでお休みでした。
ガ~ン。
毎週土曜と祝日はお休みなので、
皆さんもご注意ですよ。
by シホ
↓応援のポチリをお願いいたします

人気ブログランキングへ
■リバネスカフェ
東京都新宿区四谷2丁目11-6 VARCA四谷ビル1F
電話 03-6380-5129
営業時間 11時~23時
定休日 土曜、祝日
HP:http://lne.st/cafe/