私は長子、初孫で、
生まれたばかりの時から、
親や祖父母に喜ばれていました。
大切に育てられ、
何もしなくても、
幸せな生活がいつも目の前にありました。
幸せな子供時代から、
「幸せは、与えられるもの」
と無意識に、感じいたと思います。
20代、30代で結婚することができなかったのも、
結婚相手に自分を幸せにしてもらいたい、
と人任せの幸せを望んでいたからだと思います。
私が子供時代、幸せだったのは、
親や祖父母の限りない「愛情」のおかげです。
家族を幸せにするには、
自分から相手に「愛情」を与える必要があります。
与えてもらうことばかり考えていた私は、
結婚相手に依存する結婚生活が幸せだと勘違いしていました。
生まれてから、今まで、
親や、祖父母、学校の先生、先輩、上司・・・
たくさんの人の「愛情」をもらって幸せに生きてきました。
幸せな結婚生活を育むには、
自分から夫や、周りに「愛情」を注ぎ、
行動を続けるように意識を変えなければなりませんでした。
今まで与えられてきた「愛情」が当たり前ではないということ、
親や祖父母と同じことが私にできるかというと、
とても無理、と思うことが多いのです。
親や祖父母に感謝して、
私自身が周りに「愛情」を注げる大人の女性に変わること。
「愛情」を相手にお互いに注ぎ合う関係が、
幸せな結婚生活です。
一方通行で、与えてもらうばかりでは、
破綻してしまいます。
子供の頃の幸せな生活に感謝して、
親の愛に気づくことから、
幸せな結婚生活は始まります。