20代の頃から家事は苦手で、
家事と仕事の両立は無理だと思っていました。
一人暮らしをしていた頃、
料理をする日は少なく、
お惣菜を買って帰ったり、
外食する日がとても多かったです。
一人暮らしをやめて実家に帰ると、
母親の作る料理を食べ、
自分の朝ごはんと、お弁当を作っていましたが、
ワンパターンなものでした。
家事が苦手だから、私は結婚は向いていない。
と20年近く思っていました。
けれども、結婚すると
必然的に毎日、家事をするので、
すぐに慣れます。
長年、苦手だと思っていても、
実際に毎日続けると習慣になり、
苦手意識は薄れるものです。
今考えると、
本当は結婚したかったけど、
結婚で失敗することを極度に怖がり、
家事が苦手ということを
結婚しない言い訳に使っていた
と感じるようになりました。
私の本音は、結婚したい。
でもできなかったり、失敗したら、
非常に悲しい。
一番欲しいものを取りに行くことを避けていたと感じます。
一番欲しいものだからこそ、
失敗が怖い。
だからできない言い訳を作っていた。
今はそういう風に感じます。
家事が苦手、と言っても、
2人分の食事が作れない、
ということはありません。
20年間、家事が苦手と言い続けて、
20年間、結婚したかったという本音にフタをしていました。
自分の本音に気づけるのは自分だけ。
結婚に向けて、
一歩を踏み出せてよかったと感じています。