私は今、地方のクリニックで働いています。
リハビリ室では、
毎日のように奇跡が起こります。
たとえば。
今年の1月にリハビリを始めた、
90代の女性の患者さま。
1年間入院して、体力が弱っていた方。
1月には車椅子を使い、
両手で手すりをつかんで立つのがやっと。
一歩も歩けない状態でした。
その患者さまが、今週、
家族に手を引かれて杖で歩いて来院されました!
すると、他のスタッフたちが、、
「○○さん!あの車椅子で来ていた人!?
すごい!歩いてきた!」
と驚いたようす。
劇的回復です!!
理学療法士にとっては、日常に起こること。
もう歩くのは難しいと
医師に言われた患者さまが、
杖も持たずに歩けるようになったり。
この病気になったら、
退院後は車椅子が必要だから、
家をバリアフリーに変えてください、
と言われた患者さまが、
入院前よりも元気になって、
自由に動けるようになったり。
何年もとれなかった痛みがとれたり。
しんどい、しんどいから動けない、
と言っていた患者さまが、
楽に動けるようになったと大喜びしていたり。
いくつになっても、筋力はつきます。
患者さまの自立をうながし、
より楽に動けることをサポートする。
それが理学療法士の仕事です。
リハビリ室では日々、奇跡が起こります。
理学療法士が奇跡を起こすのではありません。
患者さまが、
自分で自分の人生に奇跡を起こすのです。
リハビリ室は素晴らしい場所です。
前向きに生きる患者さまを
今日も精一杯応援しています❗️