
こんばんは。
自分が自分を超える人のサポートコーチ おごし志保です。
「時間は、命」
先日、お亡くなりになられた
日野原重明先生が伝え続けてこられたお言葉。
このようなお話もされていました。
---------------------------------------------
心臓は”いのち”ではありません。
心臓は単なるポンプです。
では、”いのち”とは何か。
”いのち”とは、私たちが持っている時間の証なのです。
人が望むことはなんでしょう。
平和です。平和というのは
”人が与えられたいのち(=時間)を
壊されてしまわないこと”です。
人間は限られた”いのち”を持つ生きものです。
----------------------------------------------
伝え残してくださったお言葉に
身が引き締まる思いと共に
ただただ感謝に尽きます。
私自身のことでいうと
「時間は、いのち」を
コーチングと通して学んできたのですが
師匠がよく言っていたのは
「相手の言葉を、単なる言葉としてではなく
命の声として、丁寧に扱うこと。」
師匠の言葉を、今も持ち続けている私です。
自分に時間という命があるように
相手にも同じことがいえるわけで
身近な人とのかかわり合いの中でも
同じことが言えるように思う。
私が体験した
2人の美容師さんの違いで例えますと
私がこちらへ引っ越してきて間もない頃
どこの美容室がいいのか?も分からず
とりあえず行った近所の美容室。
オプション料金を払ってまで
店長さんにお願いしたんですが
にもかかわらず!(というのは、偏見かな?)
10時の予約が11時を軽く過ぎるし
14時迄が、15時になるし
急いでいる様子もなく
申し訳なさそうな気配もなく
ごくごく普通に
「今度の連休、何か予定とかあるんですか?」とかとか
話しかけられたりしたわけでした。
一方、今、お願いしている美容師さん。
この時間まで!を、過ぎたことはなく
(当たり前の話?かな??)
時間が押した時なんかは
若い子を呼んで、3人でドライヤーをかけてくれたりして
技術に一切の妥協はなく
かといって、決められた時間は絶対!の
懸命さが、いつも伝わってきます。
ある日、お弟子さんが
モタモタ?ダラダラ?していた時のこと
私の担当の美容師さんが飛んできて
お弟子さんを、猛烈な権幕で
怒鳴りつけたことがあったんです。
(客の私がチビりそうになるくらい(笑))
「お客様から時間をいただいているにもかかわらず
ナンだと思ってるんだっっ!!!!!」と。
(広々な店内、シーン(笑))
プロとして自覚の違いもですが
人としての時間に対しての在り方の違い
その違いは、感謝の度合いに
比例しているように思うんです。
私たちの日常を観ても同じくで
こちらから電話をかけた時に
「今、お時間よろしいですか?」と
まずは、確認するのは
思いやりとか気遣いもですが
「頂戴する」という感謝というやつが
ベースにあるからこそ!だと思うのです。
あ、こんなことも・・。
自分の都合や利益しか見えておらず
本能のままに、何かを埋めるためだけに
相手を省みることも、思いやることもなく
相手に時間を費やさせてしまうこと・・とか。
自分的には、そんなつもりはなかった!かもですが
そんなつもりか?どうか?は
関係性において、あまり(ぜんぜん)関係なくって
相手がどうか?が、答えなので。
もし、相手に我慢や違和感があったとしたら
残念ですが、その関係性は
いつか壊れることでしょう。
とはいえ、
自分としては、そんなつもりではなかった!
も、ある意味、事実であるケースを
これまでたくさん観せていただきもしましたが
そうせざるを得えなかった!が
近いかもしれませんね。
そうせざるを得ない心中、状況なら
それにふさわさい自分をメンテナンスする関係性を
選択することが
両者にとってより機能することを思います。
自分の時間が命であるように
相手の時間も命であり
命と命が活かされる
感謝と感謝が生まれ合う
コミュニケーションが拡がることの願いを込めて
言葉にしてみました。
お読みおただき、ありがとうございました。