来月の大腸内視鏡検査に向けて

先日、大腸内視鏡検査の予約と、検査食を買いに病院へ行った。2年前の5月の内視鏡検査で、ポリープがあり切除した。幸い良性だった。ポリープがあった人は、2年後また検査ということで、5月以降、そろそろ検査せねばと思いながらも、あの下剤を飲むのが憂鬱で8月になってしまった。

 

重い腰をあげたのは、朝日新聞で、40代の記者が、大腸がんで人工肛門になってしまい、その生活を綴った記事を読んだからだ。記者は全く何の症状もないのに、検査で大腸がんが見つかり、がんのできた場所から、その時点で人工肛門になるだろうと医師から宣告されたのだ。大腸がんが見つかっただけでもショックだろうに、がん宣告と同時に人工肛門の宣告とは、その衝撃は計り知れない。記者は人工肛門の扱い方の苦労、失敗談など自身の経験を綴っていた。

 

私は2年前にポリープを切除しているので、最悪またポリープができていて、今度は悪性だったとしても、開腹手術が必要なほど大きくはなっていないはずだと思う。しかし、やはり記事を読むと、さっさと検査を受けようという気持ちになる。

 

私は、大腸内視鏡検査用の下剤が体にあわないのか、毎回、すべて飲むことはできない。気分が悪くなるのだ。そこで、私は、あらかじめ半分しか飲めないことを計算に入れ、数日前から食事制限をし、半分の下剤でも検査ができる状態にしている。

 

そもそも、下剤のあの量を飲むのは、たとえおいしい飲み物だったとしても大量すぎて無理。医学がこれだけ進歩しても、残念ながら大腸内視鏡検査の下剤は昔から変わらない。

 

私は、検査食を2日分購入。検査の前日と2日前は検査食で、さらにその前2日は、おかゆやうどんにする。4日~5日間、食事は制限するからお腹がすくけれど、これで、下剤が半分でも腸は検査できる状態まできれいになる。

 

私が病院で購入した検査食。3食セットで1500円。

 

種類が豊富なら3、4日分購入したいけれど、病院ではこれのみなので、前回と同様2日分購入。

 

 過去5回の大腸内視鏡検査

私が大腸内視鏡検査を初めて受けたのは31歳の時。確か、ちょっと出血したとか何か気になったことがあったとか、そんな状況だったと記憶している。まだ若いから、大腸がんの可能性は低いと私も医師も思っていた。しかし、医師が私が受診する数週間前に30代の患者さんの検査をしたら、その患者さんが大腸がんだったということもあり、私も検査を受けることにした。

 

結果、異常はなかったが、腸に炎症を起こした跡があったらしい。その組織検査でも悪いものはなかった。次に検査を受けたのは33歳。確か、健診の便潜血検査で陽性だったと思う。前の検査から2年しか経っていないけれど、以前とは別の病院へ行き、検査をすすめられたと記憶している。子供が1歳だったこともあり、念のため検査したが、これまた異常なしだった。

 

38歳の時、便潜血検査でも陽性だし、実際、少し出血することもあり、気になったので検査した。やはり、子供が小さいうちは、一段と不安になる。

 

結果、異常なし。検査する頃には、症状もなくなっていた。おそらく、私は腸が少し弱くて、疲れがたまったりすると、炎症をおこすのだろうかと思うようになった。

 

それでも、年1回受ける健診の便潜血検査はなぜか隔年で陽性がでるので、仕方なく4年後の42歳の時、また検査したが、異常なしだった。

 

ここまでくると、おおかみ少年の物語じゃないけれど、同じ事の繰り返しで、便潜血検査で陽性がでようが、少々症状があろうが気にしなくなっていった。それに、40代半ばは子宮筋腫ができたり、発作性上室性頻拍を発症したりして、そちらに気を取られていった。

 

7年が経過した49歳の時、何だか検査をしなくてはいけない気持ちになった。40代後半から大腸がんは増えてくるのに、可能性の少ない30代で3回も検査をして、40代はもう7年間検査をしていないということも不安になった。

 

検査を申し込んだ後に、発作性上室性頻拍の手術(カテーテルアブレーション)と時期が重なり、延期になった。その後、手術の不成功で、心臓が落ち着くまで様子を見ることになり、大腸の検査がなかなかできなくなってしまった。やろうと決めたことに邪魔が入りできなくなると、なんとしてでも実行したくなるものだ。心臓もまだ、今後どうなるかもよくわからず、検査中に発作が起きるかもしれないという不安もあったけれど、医師にも事情を話した上で、2022年5月、ようやく検査をした。

 

その際、ポリープが見つかった。検査中に切除してくれて、検査結果の詳細は後日だったけれど、良性のポリープだと医師は言った。後日、良性だが、たちの悪いでき方だったとも話していた。検査をして良かったとつくづく思った。

 

来月の検査でまたポリープができていたら、この先もかなり気をつけていかなければいけないと思う。もし、何事もなくても50代以降はもっと大腸がんに罹患する確率が高いし、がん家系なので、たまに検査は必要かと思っている。

 

来月の検査結果も報告します。

大腸内視鏡②

 

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