決意できず

先日、薬をもらいに、かかりつけの循環器内科クリニックに行った。私は前回の記事で再度のカテーテルアブレーションを決心したはずだった。(心境の変化(発作性上室性頻拍⑰)あの記事では次回かかりつけ医に私の決心を伝え、大学病院に紹介状を書いてもらうような勢いだった。

 

しかし、あの記事を執筆した後、発作は起きていない。心電計の出番はなかった。かかりつけ医には、再度のアブレーションを考えている旨は伝えた。そして、私が疑問に思っていることなどをあれこれと、いつものように質問してきた。

 

正直、気持ちは少しトーンダウンしている。最初のアブレーションを決めた時、発作がバンバンきてイライラして、その当時出会った不愉快な医師の対応も手伝って、

最悪な女医が私に新たな決断をさせた(発作性上室性頻拍⑥))怒りにも似た感情が、それまでのカテーテルアブレーションに対する恐怖を上回り、一気に決意に至らせた。

 

今回もそうなる雰囲気だった(笑)。1か月前の時点では、ビソプロロールフマル1錠を服用しているにもかかわらず、発作が頻発したこと、そして司法試験に挑戦することを考え出したことなどが、(ミッドライフクライシス)再度のアブレーション決行を決意することを後押しした。あのまま頻繁に発作が起きていれば、今回、医師に話を進めてもらうつもりだったが、そこまでに至らなかった。

 

97%が成功するといわれる私のタイプの発作性上室性頻拍で不成功だったのだから、再度行っても成功の確率は低いとも考えられるし、私のような患者の再度のアブレーションをたくさん手がけてきた大学病院の不整脈チームなら、成功の可能性はあるとも考えられる。いずれにせよ、やらなければわからない。

 

大学病院など大きな病院では、手術の様子を複数の医師たちが見ていて、施術医師に指示をとばしているらしい。施術医師だけでなく、チームで見ているそうだ。そういえば、ドラマでそんなシーンがよく出てくる。私がカテーテルアブレーションをした病院ではそれはなかった。医師は天の声と会話していなかったし、施術医師がすべての判断をしていたはずだ。もちろん、そういうケースもあるらしい。

 

でも、話を聞いて思った。施術を複数の専門医師が見ていれば、のちに不成功だったとなった場合、多くの知見で、その要因など思い当たることが検証しやすいのではないだろうか。あれ以上はできなかったという結論になるかもしれない。それは患者にとって重要な情報になる。それによって、再度のアブレーションをするべきか否かの判断材料になる。

 

以前何度か書いたが、私は心臓を焼かれる痛みよりもカテーテルを挿入した鼠径部の痛みが苦痛だった。かかりつけ医にも聞いてみたが、カテーテルアブレーションを経験した患者たちから、鼠径部の痛みが特につらかったという話は聞いたことがないとのことだった。もちろん痛みはあっても、そこまで強くないようだ。私はなぜあれほどの痛みを伴ったのだろうか。

 

いずれにせよ、アブレーションを再度してみようと思う気持ちは変わっていない。今後もまた経過を書いていきます。

 

 

 

 

 

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