まずフォームを決めよう

もうじき3月。卒業シーズン。そしてすぐに入学シーズン。

私も大学生の息子を持つ母親なので、幼稚園入園から高校卒業まで式に出席してきた。幼稚園の入園式と小学校の入学式は着物を着たが、それ以外はスーツ。

 

スーツと言ったら、どれも似たようなものと思う人もいるかもしれないが、世の母親たちはこのスーツに迷うのではないだろうか。

 

スカートスーツ、パンツスーツワンピースにジャケット、プリーツスカートにファンシーツイードのジャケットなどの組み合わせが、この時期店頭に並ぶ。

 

スカートは、フレアにするのか、タイトにするのか、丈は膝丈か、ミモレ丈か、

ワンピースもIラインなのか、フレアなのか。

 

パンツスーツにするなら、パンツは細身にするのか、スタンダードなストレートか、

セミワイドか、ワイドか、丈は足首が見える少し短めか、くるぶしが隠れるスタンダードな丈か。

 

ジャケットは、テーラードか、ノーカラーのラウンドネックか、Vネックか。

 

自分に合う形のジャケットやスカート、パンツを身にまとうか否かで垢抜け度が違ってくる。

 

どんなタイプの人がどの形の洋服が似合うかは以前説明しているので、今回は割愛させて頂き、私の写真で簡単に例をお示しします。

(以前投稿した「年を重ねても似合う洋服は変わらない?」で骨格スタイル別の似合う洋服の形について詳しく記載しているので、ぜひ、そちらをご参照ください)

年を重ねても似合う洋服は変わらない?

 

 

鏡の前で自撮りという美しくない画像で申し訳ないのですが

どのフォームが一番良く見えますか?

 

私は向かって左が一番自分に合っていると思う。

 

私(骨格ストレート)はシンプルですっきりしたスタイルが合う。スカートやワンピースはタイト、Iラインが良い。スカート丈は膝上、膝ギリギリくらいが似合う。(私は50代なので現在は膝上は違和感がある)中途半端な丈は似合わないので、ふくらはぎ丈は似合わない。

 

右はIラインのワンピースにジャケット。Iラインで、膝ギリギリ丈なので良いはずだが、ワンピースの幅があるのか、ジャケットのボタンを閉めると、裾が折れたような感じで広がる。

 

真ん中は、下に着ているワンピースをタイトなものにした。首元はV。右よりすっきり感はある。丈はふくらはぎ丈。本来、似合わない丈だが、タイトという似合う条件を兼ねているせいで、全体的には似合わないという印象はないと思う。

 

左は、私の得意な条件ばかり。タイトスカートかつ膝ぎりぎり丈。ジャストフィットのジャケット&スカートの組み合わせで、すっきりした印象。

 

骨格診断ファッションアナリストの資格を取得後、自分に似合わない形のものは処分してしまったので、似合わないプリーツスカートや、タイトスカートよりもすっきり感がないフレアスカートなどを例示できなくて残念だが、なんとなく想像して頂けると幸いである。

 

写真のように、比較的私に似合う条件のアイテム同士の装いでも違いが出てくるので、似合わないアイテムだとその差は歴然である。

 

ちなみに、私はファンシーツイードが好きで、入学式用に、紺のファンシーツイードにプリーツスカートを購入したことがあるが、結局、入学式に1度着ただけになってしまった。

 

私(骨格ストレート)は、ツイード素材は似合わない。なおかつジャケットの丈が短いのは似合わず、プリーツスカートも似合わない。骨格診断を勉強した後、なるほどと納得した。

 

 得意ではないアイテムも工夫次第で

しかしながら、自分にあまり似合わないとされているアイテムも工夫次第では楽しめることもある。下の写真の向かって右のピンクのスカートは、マーメイドかつハイウエストのミモレ丈で私にはNGなのだが、ワンサイズ大きいMサイズを選んでみた。

(私は157㎝、洋服はSサイズ、靴は23.5センチ)

サイズを大きくしたことにより、ハイウエストがジャストウエストになり、ミモレ丈がロング丈になり、バランスがとれた。常にワンサイズ大きくすることで、うまくいくとは限らないと思うが、これは成功例。

 

真ん中のブルーのスカートは、ミモレ丈だが、タイトという私の得意分野がマイナスをカバー。

 

左のフレアスカートも広がりが大きいわけでなくロング丈なので、真ん中と比べると、すっきり感はないもののNGとまではいかないと思う。

 

どこかにマイナス要素があってもプラス要素でカバーすることにより、コーディネートの幅は広がる。

 

 

 

 アクセサリーも気をつけよう

骨格診断スタイルでは、洋服だけでなく、アクセサリーも似合うものとそうでもないものがある。ここでは、卒業式と入学式で多くの人が身につけるパール、コサージュなどについて述べていきたい。

 


​​​​​​骨格ストレート(私)は、引き算スタイルが似合うので、顔周りもごちゃごちゃと装飾するより、シンプルなほうが素敵に見える。髪の毛を一つにまとめても顔が寂しくならないとも言われている。

 

パールは8ミリ以上の大きめが似合う。

形は、ラウンド、オーバル、ドロップなど。

 

コサージュはつけない方が良い。つけるなら花びらが肉厚で高級感があるもの。

 

私は、骨格診断ファッションアナリストの資格を取得する前、一度、息子の卒業式でコサージュをつけたことがある。後日、写真を見たら、顔周りがうるさくて、良くなかった。後悔。

 

雑誌や店頭のマネキンでは素敵だったのに~、高いコサージュを買ったのに~

でも、私はデコルテエリアに立体的な足し算は避けたいタイプなわけだから、似合わないのだった。

 

襟元につけたいなら、直線的なデザインのシンプルなブローチなら良いと思う。

 

パールも一連が無難。二連にしたいなら、あまり顔に近いところではないほうが良い。

 

 

 

骨格ウエーブは、足し算タイプ。アクセサリーやヘアスタイルで盛ると華やかに。

 

パールは8ミリ以下の小さめが似合う。

形は、ラウンド、オーバル、ドロップなど。

淡水パールや、コットンパールも似合う。

 

コサージュはシフォンなどの柔らかな素材のものが良い。

透け感があるものもOK。

大きさは身長とのバランスを考慮する。

 

足し算が得意なので、パールもチョーカータイプや、二連にするのも似合う。

ウエストの辺りまでくるロングのものを身につけたい場合は、デコルテエリアが寂しくならないように胸元あたりにもつけるなどして重ね付けする。

 

 

 

ナチュラルは、大人カジュアルが得意

バロックパールが似合う。(丸くない、デコボコとした不定形な真珠)

 

コサージュはレザーや麻素材が似合う。

 

ナチュラルは短いものはあまり得意ではないので、パールも胸の下やウエストあたりまでくるロングが似合う。パールを重ね付けする際も、一つが胸元より上だったとしても、もう一つはウエスト当たりにしてバランスをとる。

 

 まとめ

上記は、あくまでも、骨格3タイプの一般論。

骨格診断においてミックスという概念のあるタイプもある。

また、顔診断というのもあり、それによっても作用されるようだ。

 

私はたまたま、完全な骨格ストレートなので、すべてにおいて自分においては納得できるが、人によっては、すべてあてはまるわけではないと思う。

 

自分はこのタイプであろうから似合うはずと決めつけず、購入予定のある方は、上記のことを頭に入れつつ、最終的には、試着をしてバランスを見て(鏡からは数メートル離れてバランスをチェック!)選んで頂きたいと思う。

 

洋服やアクセサリーを購入して、後悔するのは気分が良くないですよね。

我が子の晴れの日に素敵な装いで参加できるよう、少しでも参考になれば幸いです。

 

 

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