紫微論堂より
第五節 十天干化忌秘断
一人の命盤ごとに必ず生年で固定化された十天干四化がある。本節では専ら「化忌」を主として論じる。化忌は業力・いさかい・苦しみ・阻害と不順を表すので、どんな星曜の化忌も均しくその意味を持ち、その現象が発生する可能性があるので、それを未然に防いで趨吉避凶をするべきである。(注:原文では「化忌星」としてあるなど、飛星派・欽天四化派ではなく、三合派の理論のようです。)
1.命宮の秘断
(十干ごとのそれぞれの判断の仕方が書かれています。また庚干化忌が天同に付く場合と天相に付く場合の二種類が書かれています。)
命宮は十二宮中、最重要な主宰の地位にあり、諸宮は首脳である。若し化忌に逢えば、全局に影響するのみならず、直接には対宮(遷移)を沖し、外に在る時の良し悪しに影響する。
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