日中韓の新型コロナウイルスでの死亡率は百万人当たり5人以内。(5月8日現在以下同じ)
それに対し欧米では、最低のドイツでも88人、その次のアメリカは230人、一番多いスペインは555人と、日中韓と比べると20倍から100倍ほどの死亡率となっています。
これだけ差があると、その原因はなにか、ということになります。
ある研究チームによると、新型コロナウイルスの変異型のうち、日中韓で広まったのはそれほど重症化しない型で、それによって既に集団免疫が獲得できていて、その後重症化し易い型が広まったので、死亡者の割合が低いのではないか。そして欧米では重症化し易い型が先に広まったので死亡者の割合が高いのではないか、ということです。
(私見)
その外に、マスクをする文化(日本では花粉症対策・中韓では大気汚染対策)とマスクをしない文化(欧米ではマスクをするのは犯罪者?)や、挨拶の時など接触型(握手・キス・ハグ)の欧米と非接触型(お辞儀)の東アジアで、感染拡大のスピードが欧米は早く、医療崩壊が起き易かったのでは、と思います。
そして、スペイン・フランス・イタリアについては、トイレなどの公衆衛生状態が悪いことも、急速な感染拡大の一因なのでは、と思います。