命無正曜格：紫微斗数命運分析（徐曾生著）より
・命宮に主星がない時は、遷移宮の星と父母宮の星を利用して看る必要があり、若し凶星が有るなら、ほとんどは六親との縁は薄い、或は助力が無いことを表し、或は小さい時から他人に大いに世話になる、或は年齢がちっちゃな時に故郷を離れ、成人後は差し障りがなくなる。もっとも、命宮と父母宮がどちらも主星が無い時は、非常に利発である？（霊験）。
・命無正曜は悪い命では決してなく、命宮に主星の助けが無いので、変わって父母・兄弟・福徳等の宮位の良し悪しの影響がとても大きい。ただ、小さい時は事件が多いだけで、成人後は異常に成功する者が多い。
・もっとも、命宮が申宮に在り、対宮（寅宮）に巨門・太陽が有って照され、殺星がない者は、命宮が無正曜であっても関係無く、太陽に命宮が照されるので、非常にめでたく、今生で多くの国外との関係が発生するので、早めに外国語をちゃんと学んで身につけるとよい。
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