東京というものを知っているつもりで、突っ込んできましたが、
どうやら、まったく知らなかったらしい。

そもそも、ここには田舎の和やかさなんて、微塵もない。
成功者には、ものすごい数の人間が群がり、失敗すれば、卑下する。
田舎もこれは勿論あるが、この土地ほどあからさまじゃない気がする。

人間が暮らすところじゃないっていうのが、なんとなく分かる気がした。
自分から望まないと友人なんて出来やしない。

どうにかなりそうで、一生懸命に勉強、体力をつけてごまかしても、
核が追い付いてこない気がしていた。

変わっていることに誇りを持っていた。
自信を持ち、堂々としていた。
信頼して素の自分を見せたら、みんな逃げてった。

わかった。わかった。
僕にそんなことを望むなら、
もう一生人前で、自分を見せない。
結婚もしない。

誰も見てないところで死ぬとかいってみよう。

もう僕は、求めない。
求められる人間であり続ける。

それが、一番近い道ならば、やり口かえて勝負する。

敬具