にゃんピーさんへ
会ったのは、まだ寒い冬のころだったでしょうか。
俺はまだ、右も左もわからないで女を追いかけていた。
今もわかってはいないが。
いつも優しい笑顔に心惹かれて、声をかけました。
いつも一生懸命なにゃんさん。優しいにゃんさん。家族思いのにゃんさん。全部好きです。
俺のわがままにいつも付き合ってくれてありがとう。遅い時間まで負担かけたこと本当に申し訳ない。
本当に人を好きになるということ。
好きになったらどうしていけばいいのか。
その先はどうしていけばいいのか。・・・・
人を守っていくということは、自分が強くないといけないということ。人を守るということは、体力、精神力、財力などが絶対的に必要であり、俺には、どれもかけていた。気持ちだけでお付き合いを継続していくには、高校生ならまだ可能な年齢だが、俺たちは年を取りすぎた。
にゃんさんとの将来を考えていくうえで、俺はあまりに非力で、これから待ち受けていくであろう困難に昔の薬漬けの自分はどこから湧き出たのかわからない自信で、勝てる気でいた。今、本当の自分を取り戻していくうえで、何でこんなこと思ったのか不思議でたまらない。
にゃんさんがそんな俺を見て、将来を不安がったのは無理もないことだと今の俺ならわかる。危うく、難破するとわかっている船にいっしょに乗りませんか?と声をかけるに等しい。今となっては反省しています。
俺は、30過ぎて彼女ができなかったのはチャンスがない、と決めつけていた。でも、今なら自分の力のなさを女性たちに見透かされていたのだなあと思うのです。魅力も何もない人に誰が惹かれるのだろうか、と。見た目、オーラ感じさせるものが、人を安心させるものがなかったからだと思うようになりました。
どうして自分だけ不幸なんだろう?
どうして彼女ができないんだろう?
みんなとどんどん離れていく・・・・
それは、自分が薬でごまかした人生のつけでした。
彼女がいないつらさを薬でぼやかしてました。
自分の社会的責任、人生の目の前の真実から目をそむけていたのです。
にゃんさんとお付き合いさせていただくうちに、それをひしひしと自分で実感していきました。
にゃんさんから、それを教えていただいたのです。男の責任、大人の責任。本当に感謝です。
くれぐれも間違えないでいただきたいのは、嫌いだからわかれるのではないということ。
新しい女がいるからではないということ。いたらちゃんと話す男だということはわかっているはず。
お互い結婚適齢期。でも、俺が今の難破船状態で結婚するのはできず、それをすぐ修正できるかはなんともいえない忙しい現実。また、にゃんさんには出産というイベントをこれから待ち受けるにつれ、遅らせるわけにはいかないという心配。俺では、さまざまな面で安定安心要素がなくて、きっとほかの誰かが俺以上の優しさと力で、あなたを守ってくれる。そのほうがきっと幸せなはずだと思うんです。
惜しみない心を、時間を注いでくれていつもそばに、不安な心を温めてくれた。俺を一回も裏切らなかった。本当にうれしかったんだよ。
一人ぼっちの夜がにゃんさんという存在に、こんなにも明るく照らされて、うれしかった。本当に。
俺は女が信じられなかった。裏切るし、欲深いし、自己中だし。
でも、初めて信じていいんだ、と思わせてくれた。辛くて涙で枕を濡らす夜から本当に抜け出せた瞬間だったんです。
自分のような非力なものが何ができたのだろう?と何をしてこれた?と思い返すとあんまりないような感じがして、申し訳なく思っています。
でも、あなたに嘘はついてきたことは一度もない。ありのままの自分を精一杯出していこうと努めてきました。過去の彼女の中でここまで心を開いたのは初めてでした。
今の自分には、恋愛よりもなすべきことがあるのではないか・・・。と考える時があります。恋愛がしたいといえば、嘘になりますが、逃げてきた人生のツケを清算しないと、自分が何も形成されていない、空っぽなもので、知識も教養も力も金もない。人望もない。
にゃんさんは、もしかしたら待っていてくれるという答えを心のどこかでもっていてくれるかもしれないとおもいます。でも、それは、これから自分を立て直すといううえで決心が鈍ります。
ご存じのとおり、現在進行形で深刻なアルバイト不足にあえいでおり、俺をはじめみんながあえいでいます。そんななか、俺が恋愛に一生懸命になる時ではない。こんなときだから、誰よりも明るく、楽しく、強くいきたい、そう思うのです。一度、素の自分にもどり再構築していくことこそ、自分の幸せにいちばん近い道だと思いました。
だから、こんな俺ににゃんさんついてこいとは口が裂けても言えません。
にゃんさんも、自分の答えを探しているからめまいがするのです。
時間がかかっても仕方ないから「友達になってください」といいましたね。
にゃんさんも自分の迷いからもがいて、あがいて、素敵な人を見つけて幸せになってほしい。
俺は、幸せになったにゃんさんとお店で彼氏さんと遊びに来る日を待っています。
俺は、頑張って揺るがない自分、強い自分、人から好かれる自分、能力アップを目指します。
運がよかったら彼女がいつかできるかもしれないけど、今はまあいいや。
俺は口下手だから、こんなに長い文章になったことを許してほしい。
傷つけたらもっともうしわけない。
俺は自分を磨きながら、あなたがきっと幸せになれることを、幸せを探す力が身につくことを祈ってます。
友達として、これからは君の道を応援する。
俺は最後までわがままな彼氏でした。
最低な彼氏でした。
でも、これは、まじめに将来を考えた、俺からできる最後のこと、優しさだと受け止めてくれたらうれしいです。
俺は、今でも好きな気持ちに変わりない。でも、決心しないと、だめだ。俺がだめだ。俺が大人になれない。男になれない。
にゃんさんのためにもならない。
あんな馬鹿な彼氏が昔いた、と笑ってもいいから。将来のお互いの幸せのために、わがままな決断です。
申し訳ございません。素敵な思い出を本当にありがとうございました。
http://www.youtube.com/watch?v=RAdzMJbqnQY