日本のビジネスの中心地、東京では共働き家庭が多いため家庭の保育園需要は高いです。
2021年、東京都から発表された「都内の保育サービスの状況」では、就学前の児童の約半数が保育サービスを利用していることがわかっています。
少子化が進んでいるにもかかわらず東京都の保育園の利用申し込みは年々増加。
保活は早めに情報収集しておくことが鍵なので、納得の行く園に入れるよう計画的に進めましょう。

 

東京都内なら居住区外の保育園でも入れる? 

人口が集中する東京では、お住まいの区のなかに園児の空きがないこともしばしば見られます。
そんなときに見ておきたいのが居住区外の保育園。
認可外保育園は施設の方針によりますが、認可保育や認証保育園であれば別の区でも入園できますよ。
ただ、認可保育園は基本的に区に住む住民の税金で支えられています。
待機児童がいて順番待ちであることも少なくないので、場合によっては近隣住民を優先することもあります。
申し込み制限や条件は区ごとに決まっているので、一度お住まいの自治体に相談してみましょう。

 

情報収集に役立つ!東京都ではネットで保育園空き情報を公開 

東京都では、区ごとに認可保育園の空き状況を公開しているのでインターネットで気軽に把握することができます。
しかし空きが表示されていてもすでに順番待ちということもあるので、全ての場合すぐに預けられるわけではありません。
希望の保育園はどこか、どの園に何歳に空きがあるか日頃から情報をチェックしておきましょう。
子供の生活環境を優先する場合、場合によっては転職や転居も必要となるので、妊娠期から少しずつ知識を仕入れておくといいですよ。
3歳から入園さえる家庭が多く空きがないことあるので、0歳から2歳のうちから計画を練りましょう。


東京都には独自の保育園がある! 

国が定めた基準をクリアした認可保育園、企業型保育園などの認可外保育園のほかに、東京都では独自で認証保育所も設置しています。
これは待機児童を減らすために保育園を増やした行政の試みです。
3歳未満の場合8万円、3歳以上では7万円を超えない料金設定で保育料が高額にならないように設定されています。
保育料補助の対象者には所得に応じて月2.5万円から3.5万円の補助金が出ます。
条件として月160時間以上の契約をしていることなどがあるので、詳しくは自治体や保育園のホームページで確認してみましょう。