コロナウイルスによる経済への影響は甚大で日本のみならず世界でも経済停滞が叫ばれておりコロナショックなどと呼ばれています。

しかしその一方で自分の資産を上手に守りぬくだけでなく、資産を増やしている人も中には存在しているのも又事実です。

このような経済全体が落ち込んでいる時に自分の資産を守るためにどのような防衛術を講じればいいのか解説していきます。

現在ある資産を分けて管理するのが効果的

今からでもできる資産防衛術としては守るべき資産と増やすべき資産を分けて管理することにより上手に資産管理できるようになります。

 

例えば守るべき資産というのは家賃や光熱費・食費などの生活資金に加えて教育費や住宅の頭金など使用する予定がある資金の事を指し、増やすべき資産というのは5~10年間使う予定のない余裕資金の事を指しています。

 

今現在保有している資産を守るべき資産と増やすべき資産に分けて、守るべき資産は普通預金や定期預金などの元本保証がしっかりしているもの、増やすべき資産は投資信託や高配当の株に投資することにより、資産を守りながら増やすことが可能となってくるのです。

今までの積立投資は止めないのが吉

コロナショックにより株価が下落してしまい今までNISAなどでコツコツと積立投資してきた人にとってはかなりの痛手となり、株などを手仕舞いしようと考えている人もいると思います。

 

ただ積立投資にとっては株価下落は大きなチャンスともいえることができ、資産を増やすには絶好の機会でもあるのです。

例えばリーマンショックの時はアメリカ株は8000ドル近くまで下落しましたが、今現在では株価は20000ドルを大きく超えてきています。

 

つまり経済危機による株価下落は資産価格の減少と捉えるのではなく、安い価格で株を買えるチャンスだと捉えることができる人こそ資産を増やす人なのです。

危機を乗り超えた先にチャンスがある

コロナショックは経済に対して大きなダメージを残しましたが、それでも永遠と続くわけではなく収束する時期は必ず訪れます。

経済活動の再開と共に回復基調に乗った際には大きく資産を増やすことが可能となってきます。

 

専門家の中では2020年末には経済は回復基調に向けて動きだすという専門家の意見がありますので、回復基調前に安い価格で株を仕込んでおくなどのアクティブな動きによって資産を増やすことが可能となってくるとされているのです。

 

参考URL:超富裕層へのアドバイザリー集団に聞く資産の守り方、増やし方

 

コロナショックによる資産防衛術には守るべき資産と増やすべき資産を分けて管理することにより、生活に支障を与えずに資産を増やすことが可能となってくることが分かりました。

 

また株価下落などを悲観的にとらえるのではなく、むしろ今までよりも安い価格で株を買えるチャンスと捉えることにより、経済がコロナショックの回復基調に乗った際には大きく資産を増やすことができるということが分かりました。

経済的に厳しい状況ですが、コロナショックは資産運用の考え方を改めて問い直すいい機会なのかもしれません。