大阪コリアタウンに小さな体で大きく活動する女性がいる。
Yoshimori Non エステシャン
よもぎ蒸しサロン「ティーダ」を若くして経営している。
「ティーダ」 沖縄の言葉で太陽。
まさにその太陽のような明るさと
その人懐こい性格で、どんな人にも好かれる女性である。
埼玉から東京、そして大阪へ
埼玉で生を受けた彼女は
エステシャンを夢見て上京、
銀座、恵比寿などで修業を積み
エステシャンとしてのキャリア、スキルを
着実に身につける。
そして、結婚 出産。私生活でも
幸せの階段を上り始めたのであった。
そんな彼女にも転機が訪れる。
夫の転勤に伴い大阪に家族で移ることになったのだ。
「大阪に行くのが怖かった」と彼女は振り返る。
彼女にとって関西は親類も友人もいない未開の地。
あるゆることが不安だった。
予感は的中する。
関西人の独自の言い回し、文化に戸惑う毎日。
しかし、彼女は負けなかった。
持前の明るさで友人もでき、
大阪に次第に溶け込んでいくのであった。
起業、 挫折・・・
大阪での何年かを経て
サロン「ティーダ」を
大阪上本町にOPENさせる。
彼女は期待に満ちあふれていた.。
しかし、現実は彼女を襲う。
努力はしても、まったく成果はあがらない。
経営は行き詰まり、八方ふさがりの状況に
彼女は眠れない夜を過ごした。
苦しい時期であったが、
彼女がほっとできる空間があった。
「カフェギャルソン」
大阪コリアタウンで30年以上続く
とっても素敵な夫婦が経営するカフェである。
苦しことも楽しいこともギャルソンのママに話した。
ママもやさしく聞き入れ、
時には温かく受けいれ、
時には厳しくアドバイスした。
そして、彼女にとって
ママは大阪のお母さん的な存在になったのである。
そして、僕も彼女にこの頃、出会った。
周りの人の協力や彼女の努力もあったが、
経営が上向くこともなく、サロン「ティーダ」は
静かに閉店した。
そして再起へ
もうしばらくはお店を持つ気持ちなどなかった彼女だったが
思いもよらない話が彼女にやって来る。
普段はめったに空くことのないコリアタウンの物件の話が
舞い込んできたのだ。
「もう、失敗はできない」
彼女は迷った。
周りの人は背中を押した。
ギャルソンで流した彼女の決意の涙を
僕は一生忘れない。
まもなくして、大阪コリアタウン 「ティーダ」 OPEN
彼女の第二章が始まった。
彼女はたくさん努力した。
周りの人もたくさん協力した。
その結果、ティーダに少しずつお客さんは集まった。
あるゆることが良い方向に進んでいった。
新たなる挑戦、夢に向かって
現在、「日本よもぎ蒸し協会認定サロン」に
なるため毎日、彼女は奮闘を続けている。
彼女の夢は大好きな海がある沖縄で
いつの日か家族で暮らすことだ。
どんなことにも感謝を忘れない彼女だからこそ
そう遠くない将来に実現するだろと僕は思う。
沖縄の太陽と美しい海のもとで、
とびっきりの笑顔と一緒にはしゃぐ
彼女が僕ははっきりと想像できるのである。
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