アーユルヴェーダは伝統医学です。
でも、多くの国で「医療」として認められていません。
このギャップがアーユルヴェーダを発信する者としては、難しくいつも頭を悩ませるのです。←心の声!
日本でももちろん、アーユルヴェーダは医療として認められていませんので、代替医療という分野に分類されます。
でも、この代替医療という言葉が、またイメージがよくない。。。
代替医療というと、“医療(西洋医療)の代わりになるもの“というイメージがありませんか?
もっと突っ込むと、アンチ西洋医療的なイメージを持たれていることもあるのかな。
違うんです。
代替医療とは、通常医療を補完する手段としての意味合いが込められており、医療と相反するものではないのです。
アーユルヴェーダの得意分野もまさにそこ。
例えば、シンガポールのアーユルヴェーダクリニックで働いていた時に担当していた方は、子宮頸がんステージ3。
もちろん、大学病院で抗がん剤治療をされていました。
アーユルヴェーダクリニックでは、副作用をできるだけ和らげ、抗がん剤治療に耐えうる身体と心を作るセラピーを行なっていました。
抗がん剤治療による、心と身体のダメージは人それぞれです。
また、抗がん剤治療が終了しても、また再発しないか?という不安が残ります。
心と体をトータルにケアする、これがアーユルヴェーダの役割だと思うのです。
日本は8月から薬機法が改正され、誇大広告や表現に行政指導や課徴金の徴収が盛り込まれることになりました。
これは、企業にとどまらず、個人、またアフィリエイトはインフルエンサーも対象となります。
もちろん、消費者を守るためという視点に立った改正ですが、冒頭で述べたような理由でアーユルヴェーダを発信する立場としてはさらに言葉の使い方やコミュニケーションに頭が悩ませられそうです。
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