昨日、映画

「ハートロッカー」

を見る。

いやあ、恐ろしい映画だった。

もちろんこの映画はホラー映画ではなくて戦争映画だが、恐ろしいという表現がピッタリくる

まるで、実際に戦場に居るような錯覚に陥るのだ。

もちろん戦場に本当に行ったことはないけれど、そんな気にさせられた。

あんな場所に例えば1年も居させられたら、まともな生活を取り戻すなんてできるんだろうか?と考えた。
死ぬということが、まさに自分の隣にある生活。

そんな生活をしてからと、する前とでは、確実にその人の中の何かが、しかも大切な何かが変わってしまうだろう。

最近、前よりも日本だっていざという時には戦争できた方がいい、というような風潮になって来たような気もするが、理屈ではなく、生理的にそんなの嘘だなと感じる。

戦争なんてできない方がいいよ

いや、戦争なんてしない方が絶対いいよ。

この映画を見るとそう感じる。

当たり前のことだけれど、そう感じる。

映画としてのクオリティもめちゃくちゃ高い。

エンターテイメントとして人をある意味で楽しませておきながら、考えさせられもした。

いい映画です。