ナイロン100℃「わが闇」の稽古場見学に行って来ました。

稽古場はもう本番さながらのセットが立てられています。

いつもは参加している立場で見ているのですが客観的にみると、その繊細さに圧倒されました。

丁度部分通しが終わったところだったのですが、ケラさんの駄目出しが、細部にこだわったとても繊細なもので、細かいところまで見逃さない、その姿勢に圧倒されてしまいました。

その後の稽古でも、言葉やしぐさのニュアンスに妥協しない駄目出しと演技にこれまた圧倒されました。

細部を楽しむ。

細かい面白さを確実に、しかし大袈裟にではなく伝えて行こうとする。

そして、それが確実に全体の面白さに繋がっている。客観的に見ると今まで見えなかった物が見えました。

そして役者さんたちが客演の皆さんも含めて、ナイロンの空気と温度を確実に共有しているのが、凄かった。

打ち合わせしなくてもできるということは本当に凄い事だなぁと思いました。

芝居は確実に面白いです。
まだチケットをお求めでない方はお早めに!